さて、私自身は「米中貿易戦争」について、かつてこのような予測をたてていました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14192499029
(質問文)
以下、米中の貿易戦争に関する会話です。トランプ政権の取り巻きの「反中思想」につき、貴方のご意見をお聞かせください。
<質問者ー私>ロイター記事に、以下のようなものがありました。
こんなこと、最初からわかっているじゃない、と言いたいような内容ですが・・。
GMとトヨタ、米自動車関税に反対表明 悪影響を危惧
[29日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)は29日、 トランプ政権が導入を検討する自動車輸入関税について、「自社の規模縮小」につながり、世界市場から米企業を隔離する可能性をはらむと指摘した。 商務省に提出したコメントで、「GMの規模縮小や、米国を象徴する当社の存在感が国内外で低下する事態につながり、国内雇用が増加でなく減少する恐れもある」との見方を示した。さらに、関税が自動車価格の上昇につながり、販売減を招く恐れがあると指摘。仮に関税の影響に伴うコスト高を価格に転嫁しなければ「投資の減少、さらに雇用の減少、賃金低下につながり、いずれ画期的技術の遅れに至る可能性がある」とした。
<回答者>
そんなことわかっているでしょう。不動産屋のトランプさんはともかく、思想はともかく、とても優秀な閣僚です。問題は、思想ですけどね。
トランプさんはともかく、ナバロさんは、ここで、少々米国経済がダメージを受けても、中国を叩くべきとする思想の持ち主(そういう著作があります)です。ボルトンさんは、過激な反中思想持ち主で、ライトハイザーUSTR代表、ロス長官も、このまま中国を放置しておけば、米国は中国の軍門に下ると考える思想家です。ムニューシンさんも、基本思想は反中(でなければ、外されている)ですが、今のやり方がまずい、と考えているようですね。
つまり、すべて反中。ですから、米中経済戦争は根が深い。すくなくとも、中間選挙までは、続くでしょう。
もし中間選挙に勝てば、これまでと同じように、ナバロさんの首を切るでしょう。 負ければ、トランプ政権、急速にレームダック化します。しかし、米国の政治は混乱するでしょうね。
とはあれ、選挙と人気のためのポピュリスト政権ですから、株価が下がるのはまずい。とりあえず、株価を横にらみしながら、過激な発言と訂正が続くと思います。信条のないトランプさんはともかく、取り巻きは、狂信者です。
(私の回答)
リクエストいただき、ありがとうございます。
あえて大胆な予測をたてますが、米中貿易戦争は、おそらく来月、つまり7月上旬にはいったん「停戦」という形で、おそらくは中国側が譲歩する形で決着がつきます。
既に言われている「500億ドルの25%関税」分についててあれば、アメリカ側が「大人の対応」をするでしょう。
実は中国経済は非常にヤバい状態にあるんですが、ここでアメリカが圧力をかけすぎて中国経済を破綻させてしまうと、その余波はアメリカにまともに返ってきます。
トランプ大統領を支持するアメリカ保守層は「中国叩き」を確かに喜びます。
が、本当に中国を破綻させてしまったら、世界経済に与えるショックが大きすぎ、巡りめぐってはアメリカにも不利益をもたらします。
>株価を横にらみしながら、過激な発言と訂正が続くと思います
→中国経済が本当に破綻したら、アメリカの株価だって影響は大きいですよ。
そして中国は今、本当にヤバいところに来ているんです。
そのくらいのことは、いくらトランプ大統領の取り巻き連中が「反中」だったとしても、わからないはずがないと思います。
言うまでもなく、この予測は外れ、米中貿易戦争は今や報復合戦と化し、いつ終わるともしれません。
それについて、Yahoo!知恵袋でこのような「質問」をたてた投稿者もいます。
(個人的には某悪質投稿者の別IDだと思っていますけど)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13196547748?__ysp=c2hwZml2ZQ%3D%3D
shpfive氏が
「米中貿易戦争は長くても7月上旬で手打ち」
「どちらも形だけ、本気じゃない」
「トランプの中間選挙に向けて顔が立てば良い」
って言ってたのに、そうなってないじゃないですか。
彼の理論は、合ってるのでしょうか?
中国との貿易戦争が終われば、次は日本だとは思いますが。
私がYahoo!知恵袋で「米中貿易戦争」について回答したのは上に引用した一件のみですので、この
ara********氏なる人物の「質問文」には恣意的な「解釈」が入っているのは良識ある閲覧者の皆様にはお分かりいただけることと思います。
「米中貿易戦争は長くても7月上旬で手打ち」
私はこのように回答しています。
あえて大胆な予測をたてますが、米中貿易戦争は、おそらく来月、つまり7月上旬にはいったん「停戦」という形で、おそらくは中国側が譲歩する形で決着がつきます。
いったん「停戦」と、「米中貿易戦争は長くても7月上旬で手打ちでは、全然意味が違います。
回答文をきちんと読めばわかると思いますけど、私自身は米中双方が「どちらも破局を望まないだろう」という理性的な判断をすることを前提に予測をたてています。
また米中の根本的な対立が解消するとも思っていません。
勿論、それであるにしても私自身が予測を外したのは確かではありますが、だからと言って発言を改竄されていいというものでもないでしょう。
なお、当該案件の質問者の方は理性的で良識をお持ちの方であると認識していますので、まず、間違いなく、このような意図的な曲解をするような下品な投稿者と同一人物ではないでしょう。
それに、この人物は
中国との貿易戦争が終われば、次は日本だとは思いますが。
などという寝言を言っていますが、米中の貿易戦争が、仮にアメリカの完全勝利で終わったとしても、その時点で両国の貿易戦争の余波により我が国も大打撃を受けた後に決まっています。
そもそも米中貿易戦争がアメリカと中国の二国間だけで完結するなどと思えるのだとしたら、少々物を知らなさすぎるように思います。
アメリカのトランプ政権は、既に中国のみならず、EUなども敵に回そうとしていますし、また当初はロシアに接近したものの、結果的には相手にされず、既にロシアも反米陣営の一方の旗手です。
世界はトランプ政権の思うように動いてはいないようです。
さて、それはともかく
私自身が上記の予測をたてたのは
2018/7/120:14:37返信分より
おそらくはアメリカ側も落としどころさえ決まれば、適当ななところで「大人の対応」をとるはず。
トランプ大統領にしたところで、まさか
世界大恐慌の引き金を引いた大統領とは言われたくないでしょうから。
というところにありました。
この予測が外れたということは
トランプ大統領は
最悪「世界大恐慌の引き金を引いた大統領」と呼ばれても構わないと判断しているか、さもなくば
そこまでの判断力を持ち合わせていないか
のどちらかとしか思えなくなります。
後者であるならトランプ大統領は「無能」のレッテルを貼られかねません。
まるで「スムート・ホーリー法」の再来を見るかのようです。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO32467790Q8A630C1EA2000
1930年代、恐慌に陥った米国は「スムート・ホーリー法」で2万品目の輸入関税を平均60%まで引き上げた。保護貿易で米製造業は瞬間的に回復したが、欧州などが一斉に報復関税を発動。米国の輸出は3年で半減した。米英独の失業率は一時20%を超え、第2次世界大戦の一因となった。
現在の世界貿易機関(WTO)体制はその反省から生まれたが、トランプ氏は脱退すらちらつかせる。自由主義経済を先導したG7も分断が鮮明だ。30年代の貿易戦争に比べ、足元の通商摩擦の規模はまだ小さい。ただ、戦後の世界経済は格段にグローバル化が進んでおり、国際貿易が滞れば各国に甚大な打撃を与えることになる。
ただでさえ世界経済における「2020年問題」が取り沙汰されている時に、こんなバカなことをするなら、その大きなしっぺ返しはアメリカ自身にも跳ね返ってくるでしょう。
トランプ大統領が上手な対応をすれば、弱味のある中国側も面子を失わない範囲での「大人の対応」が出来たはずですけど
この貿易戦争の過熱ぶりは、そんな可能性を潰しました。
このまま「米中貿易戦争」が過熱し、拗れていけば
世界経済全体に大きな悪影響が出ることも考えないといけないでしょう。
勿論、そうなったときに
我が国が無傷でいられるはずもありません。
そしてトランプ政権は世界の災厄となる可能性が大きくなったといわざるを得ません。
私はトランプ大統領が、そこまでバカだとは思えないんですけどね。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14192499029
(質問文)
以下、米中の貿易戦争に関する会話です。トランプ政権の取り巻きの「反中思想」につき、貴方のご意見をお聞かせください。
<質問者ー私>ロイター記事に、以下のようなものがありました。
こんなこと、最初からわかっているじゃない、と言いたいような内容ですが・・。
GMとトヨタ、米自動車関税に反対表明 悪影響を危惧
[29日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)は29日、 トランプ政権が導入を検討する自動車輸入関税について、「自社の規模縮小」につながり、世界市場から米企業を隔離する可能性をはらむと指摘した。 商務省に提出したコメントで、「GMの規模縮小や、米国を象徴する当社の存在感が国内外で低下する事態につながり、国内雇用が増加でなく減少する恐れもある」との見方を示した。さらに、関税が自動車価格の上昇につながり、販売減を招く恐れがあると指摘。仮に関税の影響に伴うコスト高を価格に転嫁しなければ「投資の減少、さらに雇用の減少、賃金低下につながり、いずれ画期的技術の遅れに至る可能性がある」とした。
<回答者>
そんなことわかっているでしょう。不動産屋のトランプさんはともかく、思想はともかく、とても優秀な閣僚です。問題は、思想ですけどね。
トランプさんはともかく、ナバロさんは、ここで、少々米国経済がダメージを受けても、中国を叩くべきとする思想の持ち主(そういう著作があります)です。ボルトンさんは、過激な反中思想持ち主で、ライトハイザーUSTR代表、ロス長官も、このまま中国を放置しておけば、米国は中国の軍門に下ると考える思想家です。ムニューシンさんも、基本思想は反中(でなければ、外されている)ですが、今のやり方がまずい、と考えているようですね。
つまり、すべて反中。ですから、米中経済戦争は根が深い。すくなくとも、中間選挙までは、続くでしょう。
もし中間選挙に勝てば、これまでと同じように、ナバロさんの首を切るでしょう。 負ければ、トランプ政権、急速にレームダック化します。しかし、米国の政治は混乱するでしょうね。
とはあれ、選挙と人気のためのポピュリスト政権ですから、株価が下がるのはまずい。とりあえず、株価を横にらみしながら、過激な発言と訂正が続くと思います。信条のないトランプさんはともかく、取り巻きは、狂信者です。
(私の回答)
リクエストいただき、ありがとうございます。
あえて大胆な予測をたてますが、米中貿易戦争は、おそらく来月、つまり7月上旬にはいったん「停戦」という形で、おそらくは中国側が譲歩する形で決着がつきます。
既に言われている「500億ドルの25%関税」分についててあれば、アメリカ側が「大人の対応」をするでしょう。
実は中国経済は非常にヤバい状態にあるんですが、ここでアメリカが圧力をかけすぎて中国経済を破綻させてしまうと、その余波はアメリカにまともに返ってきます。
トランプ大統領を支持するアメリカ保守層は「中国叩き」を確かに喜びます。
が、本当に中国を破綻させてしまったら、世界経済に与えるショックが大きすぎ、巡りめぐってはアメリカにも不利益をもたらします。
>株価を横にらみしながら、過激な発言と訂正が続くと思います
→中国経済が本当に破綻したら、アメリカの株価だって影響は大きいですよ。
そして中国は今、本当にヤバいところに来ているんです。
そのくらいのことは、いくらトランプ大統領の取り巻き連中が「反中」だったとしても、わからないはずがないと思います。
言うまでもなく、この予測は外れ、米中貿易戦争は今や報復合戦と化し、いつ終わるともしれません。
それについて、Yahoo!知恵袋でこのような「質問」をたてた投稿者もいます。
(個人的には某悪質投稿者の別IDだと思っていますけど)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13196547748?__ysp=c2hwZml2ZQ%3D%3D
shpfive氏が
「米中貿易戦争は長くても7月上旬で手打ち」
「どちらも形だけ、本気じゃない」
「トランプの中間選挙に向けて顔が立てば良い」
って言ってたのに、そうなってないじゃないですか。
彼の理論は、合ってるのでしょうか?
中国との貿易戦争が終われば、次は日本だとは思いますが。
私がYahoo!知恵袋で「米中貿易戦争」について回答したのは上に引用した一件のみですので、この
ara********氏なる人物の「質問文」には恣意的な「解釈」が入っているのは良識ある閲覧者の皆様にはお分かりいただけることと思います。
「米中貿易戦争は長くても7月上旬で手打ち」
私はこのように回答しています。
あえて大胆な予測をたてますが、米中貿易戦争は、おそらく来月、つまり7月上旬にはいったん「停戦」という形で、おそらくは中国側が譲歩する形で決着がつきます。
いったん「停戦」と、「米中貿易戦争は長くても7月上旬で手打ちでは、全然意味が違います。
回答文をきちんと読めばわかると思いますけど、私自身は米中双方が「どちらも破局を望まないだろう」という理性的な判断をすることを前提に予測をたてています。
また米中の根本的な対立が解消するとも思っていません。
勿論、それであるにしても私自身が予測を外したのは確かではありますが、だからと言って発言を改竄されていいというものでもないでしょう。
なお、当該案件の質問者の方は理性的で良識をお持ちの方であると認識していますので、まず、間違いなく、このような意図的な曲解をするような下品な投稿者と同一人物ではないでしょう。
それに、この人物は
中国との貿易戦争が終われば、次は日本だとは思いますが。
などという寝言を言っていますが、米中の貿易戦争が、仮にアメリカの完全勝利で終わったとしても、その時点で両国の貿易戦争の余波により我が国も大打撃を受けた後に決まっています。
そもそも米中貿易戦争がアメリカと中国の二国間だけで完結するなどと思えるのだとしたら、少々物を知らなさすぎるように思います。
アメリカのトランプ政権は、既に中国のみならず、EUなども敵に回そうとしていますし、また当初はロシアに接近したものの、結果的には相手にされず、既にロシアも反米陣営の一方の旗手です。
世界はトランプ政権の思うように動いてはいないようです。
さて、それはともかく
私自身が上記の予測をたてたのは
2018/7/120:14:37返信分より
おそらくはアメリカ側も落としどころさえ決まれば、適当ななところで「大人の対応」をとるはず。
トランプ大統領にしたところで、まさか
世界大恐慌の引き金を引いた大統領とは言われたくないでしょうから。
というところにありました。
この予測が外れたということは
トランプ大統領は
最悪「世界大恐慌の引き金を引いた大統領」と呼ばれても構わないと判断しているか、さもなくば
そこまでの判断力を持ち合わせていないか
のどちらかとしか思えなくなります。
後者であるならトランプ大統領は「無能」のレッテルを貼られかねません。
まるで「スムート・ホーリー法」の再来を見るかのようです。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO32467790Q8A630C1EA2000
1930年代、恐慌に陥った米国は「スムート・ホーリー法」で2万品目の輸入関税を平均60%まで引き上げた。保護貿易で米製造業は瞬間的に回復したが、欧州などが一斉に報復関税を発動。米国の輸出は3年で半減した。米英独の失業率は一時20%を超え、第2次世界大戦の一因となった。
現在の世界貿易機関(WTO)体制はその反省から生まれたが、トランプ氏は脱退すらちらつかせる。自由主義経済を先導したG7も分断が鮮明だ。30年代の貿易戦争に比べ、足元の通商摩擦の規模はまだ小さい。ただ、戦後の世界経済は格段にグローバル化が進んでおり、国際貿易が滞れば各国に甚大な打撃を与えることになる。
ただでさえ世界経済における「2020年問題」が取り沙汰されている時に、こんなバカなことをするなら、その大きなしっぺ返しはアメリカ自身にも跳ね返ってくるでしょう。
トランプ大統領が上手な対応をすれば、弱味のある中国側も面子を失わない範囲での「大人の対応」が出来たはずですけど
この貿易戦争の過熱ぶりは、そんな可能性を潰しました。
このまま「米中貿易戦争」が過熱し、拗れていけば
世界経済全体に大きな悪影響が出ることも考えないといけないでしょう。
勿論、そうなったときに
我が国が無傷でいられるはずもありません。
そしてトランプ政権は世界の災厄となる可能性が大きくなったといわざるを得ません。
私はトランプ大統領が、そこまでバカだとは思えないんですけどね。