先頃、Yahoo!知恵袋でこのような質問が投稿されました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14208245009
南京大虐殺と百人斬り
百人斬り競争と言えば、
南京大虐殺の代名詞とも言えるほど
有名な出来事ですが、
後年、様々な主張がなされています
しかし、否定すればするほど、
捏造の意図が見えなくなってきます
事実であった場合、
新聞社
記者
野田、向井、
全員が正直者になります
しかし、否定した場合
1、新聞社が捏造したのは何故?
2、記者が捏造したのは何故?
3、野田、向井、が捏造を日本全国に吹聴して回ったのは何故?
全員、嘘つきで、
難解な出来事になります
特に野田は死刑執行直前に犯行を否定する遺書を残しますが、
それまで日本国内で百人斬りを自慢し吹聴して回っていた事が決定的な証拠になりました
ではこの南京大虐殺、
否定する方に問います
1、新聞社
2、記者
3、野田
4、向井
誰が一番最初の嘘つきなんでしょうか?
まず、こんな事は本来いうまでもないことですけど
いわゆる「百人斬り競争」は、「南京事件」の全体像から見れば、たいして重要ではないエピソードでしかありません。
仮に「百人斬り競争」の存在が否定されたとしても、それによって「南京事件」は虚構などというネトウヨ的な妄想が立証されるなどという可能性はゼロです。
だから
百人斬り競争と言えば、
南京大虐殺の代名詞とも言えるほど
有名な出来事です
ある意味、これは過大評価です。
また、後述するように、私自身はこの「百人斬り競争」の話題自体、むしろ「南京事件」の本質を隠し、問題の所在を見えなくしてしまうものだと思っています。
今回は相当に長くなりそうなので、とりあえず私自身がこの「質問」に関連して投稿した質問と、ベストアンサーの方の見解を見ていただくことにしましょう。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14208305359
ポアロさんに、ご連絡をかねての質問です。
先ほどこちらの「質問」に回答したんですけど
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14208245009
>この質問、「結論
ありき」と理解しているのでスルーするつもりだったんですが、大切な友人が回答しているので、口を挟ませていただくことにします。
まず、私自身は「南京事件」は明白な史実だったと思っていますけど
仮に「敵兵を戦闘中に百人斬った」のだとしても、それが「戦争犯罪」だったかどうかとは無関係です。
だから
>新聞社
記者
野田、向井、
全員が正直者になります
→そうである場合には「戦争犯罪」は構成しません。
>しかし、否定した場合
1、新聞社が捏造したのは何故?
2、記者が捏造したのは何故?
3、野田、向井、が捏造を日本全国に吹聴して回ったのは何故?
全員、嘘つきで、
難解な出来事になります
→別に難解な話ではありません。
当時の日本で戦意高揚のため、威勢のいい武勲話が大々的に取り上げられていたのは、単なる史実に過ぎません。
また、戦場で「百人斬った」こと、それ自体が「戦争犯罪」を構成するわけではないと考えられていましたから、それを(当時なら)自慢する事があったとしても不思議ではないでしょう。
問題はそこにありません。
いわゆる「百人斬り裁判」で裁判(東京裁判じゃないよ)でも論点になっているのは
この「百人斬り」なるものが、実態としては「捕虜の据えもの斬り」などの、いわば「殺人ゲーム」的な「戦争犯罪」だったかどうかです。
で、その件についてなら、私自身は判断を保留にしています。
(否定も肯定もできるだけの根拠を持ちません)
ただし
当時の日本軍による「敗残兵狩り」それ自体が、多くの場合「戦争犯罪」を構成していましたので
野田、向井両少尉もまた、結果として(伝えられるような話ではないにせよ)、捕虜殺害などについては「戦争犯罪」に該当するような行為があった可能性は否定できないわけです。
で、あえて言いますね。
誰が嘘つきかよりも、否定、肯定を問わず
「南京事件」を自らのイデオロギーによって政治利用しようとする人たちこそが、問題を拗らせています。
2019/05/26 16:28
→いったん回答を取り消し、再投稿しようと思ったんですけど
何と、当該案件の質問者にいきなりブラックリストに入れられてしまったのか、回答できなくされてしまいました(苦笑)。
ええと、これは、つまり
この質問者は、自らが「南京事件」を自らのイデオロギーによって政治利用しようとする人であることを認めたということなのでしょうか?
いずれにしても
反論を許さず、一方的な返信だけつけて、いきなりブラックリストに入れられたということは
当該案件の質問者は、私の意見など必要としないと理解しましたので、以降は相手にしません。
(場合によっては、別な機会にその嘘を指摘することならあるかもしれませんけど)
ただ
ポアロさんご自身は、私のこの回答について、どのような感想をお持ちになられますか?
それが知りたくてリクエスト質問させていただきました。
リクエスト回答者の方「回答」ではなく、あえて返信から引用させていただきます。
私は南京事件には真犯人が居ると思っていますよ。派遣軍、軍、師団などにいる参謀飾緒を下げた少壮軍人の共犯です。少佐から大佐といった中でも将来、省部行きを約束されたような一部エリート将校団です。
彼らは軍司令官、や部隊長など飛び越えて組織的な捕虜殺害を企てたはずです。そうじゃなければあのような采配は取れないんですよ。
市民を捕まえる部隊は「取り調べの為と思っていた。」、処刑場で待ち構える機関銃部隊は「便衣兵と判明した者だけが来ると思っていた」。部隊長クラスはただの通常任務として動くだけで、虐殺が実行される筋書きが出来ていたんです。色々な殺害命令もトップではなく途中段階から発せられている様に見受けられます。
幕府山事件にしても、ほぼ両角業作一人の発案と差配で起きています。彼は部隊指揮官ですが、大佐です。グループの意図を感じ取っていたのでしょう。(中島師団長は例外でしょう。)
2019/05/29 20:43
それにしてもこれらの中で沖縄で戦死した、長勇以外、誰一人今に至るも表に出てこないのは凄い結束です。
死刑になった松井司令も谷師団長も恐らく知らない事だった思います。彼らは罪を被せられた。
当然、士官学校を出たとはいえ、まだ少尉の向井氏。野田氏はこのグループではありません。彼らも南京事件の象徴とされ人身御供のピースになりましたが、見事に見捨てられたのです。
こうして将官と尉官が死刑になり、主導的な役割を担った左官クラスのエリートはまんまと逃げおおせました。
これは日本軍の構造上の特徴でもあります。ノモンハンの時と全く同じ図式がある訳です。
2019/05/29 20:52
当時の日本軍の実権は、一部の少壮軍人の手にあり、現場の佐官級が牛耳っていたのです。どの戦線でも実権を握っていたのは彼らです。
ここがこの事件の核心なのですが、全く関わりのない司令官レベルのお神輿的人材や、下級将校、及び兵の責任にして、実行者たる彼らは責任から逃げています。
まあ、南京事件の実存さえ謀略と信ずる人らに、もしくは事件を懐疑的に思っている人達には、そこまでの考察に至らず己の命脈を終える事でしょうが、何とかこの話を「日本軍の失敗」として、後世の反省材料として伝えたいとおもいますね。
2019/05/29 22:50
まずは、これらをお読みいただいた上で、次に話を進めようと思います。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14208245009
南京大虐殺と百人斬り
百人斬り競争と言えば、
南京大虐殺の代名詞とも言えるほど
有名な出来事ですが、
後年、様々な主張がなされています
しかし、否定すればするほど、
捏造の意図が見えなくなってきます
事実であった場合、
新聞社
記者
野田、向井、
全員が正直者になります
しかし、否定した場合
1、新聞社が捏造したのは何故?
2、記者が捏造したのは何故?
3、野田、向井、が捏造を日本全国に吹聴して回ったのは何故?
全員、嘘つきで、
難解な出来事になります
特に野田は死刑執行直前に犯行を否定する遺書を残しますが、
それまで日本国内で百人斬りを自慢し吹聴して回っていた事が決定的な証拠になりました
ではこの南京大虐殺、
否定する方に問います
1、新聞社
2、記者
3、野田
4、向井
誰が一番最初の嘘つきなんでしょうか?
まず、こんな事は本来いうまでもないことですけど
いわゆる「百人斬り競争」は、「南京事件」の全体像から見れば、たいして重要ではないエピソードでしかありません。
仮に「百人斬り競争」の存在が否定されたとしても、それによって「南京事件」は虚構などというネトウヨ的な妄想が立証されるなどという可能性はゼロです。
だから
百人斬り競争と言えば、
南京大虐殺の代名詞とも言えるほど
有名な出来事です
ある意味、これは過大評価です。
また、後述するように、私自身はこの「百人斬り競争」の話題自体、むしろ「南京事件」の本質を隠し、問題の所在を見えなくしてしまうものだと思っています。
今回は相当に長くなりそうなので、とりあえず私自身がこの「質問」に関連して投稿した質問と、ベストアンサーの方の見解を見ていただくことにしましょう。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14208305359
ポアロさんに、ご連絡をかねての質問です。
先ほどこちらの「質問」に回答したんですけど
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14208245009
>この質問、「結論
ありき」と理解しているのでスルーするつもりだったんですが、大切な友人が回答しているので、口を挟ませていただくことにします。
まず、私自身は「南京事件」は明白な史実だったと思っていますけど
仮に「敵兵を戦闘中に百人斬った」のだとしても、それが「戦争犯罪」だったかどうかとは無関係です。
だから
>新聞社
記者
野田、向井、
全員が正直者になります
→そうである場合には「戦争犯罪」は構成しません。
>しかし、否定した場合
1、新聞社が捏造したのは何故?
2、記者が捏造したのは何故?
3、野田、向井、が捏造を日本全国に吹聴して回ったのは何故?
全員、嘘つきで、
難解な出来事になります
→別に難解な話ではありません。
当時の日本で戦意高揚のため、威勢のいい武勲話が大々的に取り上げられていたのは、単なる史実に過ぎません。
また、戦場で「百人斬った」こと、それ自体が「戦争犯罪」を構成するわけではないと考えられていましたから、それを(当時なら)自慢する事があったとしても不思議ではないでしょう。
問題はそこにありません。
いわゆる「百人斬り裁判」で裁判(東京裁判じゃないよ)でも論点になっているのは
この「百人斬り」なるものが、実態としては「捕虜の据えもの斬り」などの、いわば「殺人ゲーム」的な「戦争犯罪」だったかどうかです。
で、その件についてなら、私自身は判断を保留にしています。
(否定も肯定もできるだけの根拠を持ちません)
ただし
当時の日本軍による「敗残兵狩り」それ自体が、多くの場合「戦争犯罪」を構成していましたので
野田、向井両少尉もまた、結果として(伝えられるような話ではないにせよ)、捕虜殺害などについては「戦争犯罪」に該当するような行為があった可能性は否定できないわけです。
で、あえて言いますね。
誰が嘘つきかよりも、否定、肯定を問わず
「南京事件」を自らのイデオロギーによって政治利用しようとする人たちこそが、問題を拗らせています。
2019/05/26 16:28
→いったん回答を取り消し、再投稿しようと思ったんですけど
何と、当該案件の質問者にいきなりブラックリストに入れられてしまったのか、回答できなくされてしまいました(苦笑)。
ええと、これは、つまり
この質問者は、自らが「南京事件」を自らのイデオロギーによって政治利用しようとする人であることを認めたということなのでしょうか?
いずれにしても
反論を許さず、一方的な返信だけつけて、いきなりブラックリストに入れられたということは
当該案件の質問者は、私の意見など必要としないと理解しましたので、以降は相手にしません。
(場合によっては、別な機会にその嘘を指摘することならあるかもしれませんけど)
ただ
ポアロさんご自身は、私のこの回答について、どのような感想をお持ちになられますか?
それが知りたくてリクエスト質問させていただきました。
リクエスト回答者の方「回答」ではなく、あえて返信から引用させていただきます。
私は南京事件には真犯人が居ると思っていますよ。派遣軍、軍、師団などにいる参謀飾緒を下げた少壮軍人の共犯です。少佐から大佐といった中でも将来、省部行きを約束されたような一部エリート将校団です。
彼らは軍司令官、や部隊長など飛び越えて組織的な捕虜殺害を企てたはずです。そうじゃなければあのような采配は取れないんですよ。
市民を捕まえる部隊は「取り調べの為と思っていた。」、処刑場で待ち構える機関銃部隊は「便衣兵と判明した者だけが来ると思っていた」。部隊長クラスはただの通常任務として動くだけで、虐殺が実行される筋書きが出来ていたんです。色々な殺害命令もトップではなく途中段階から発せられている様に見受けられます。
幕府山事件にしても、ほぼ両角業作一人の発案と差配で起きています。彼は部隊指揮官ですが、大佐です。グループの意図を感じ取っていたのでしょう。(中島師団長は例外でしょう。)
2019/05/29 20:43
それにしてもこれらの中で沖縄で戦死した、長勇以外、誰一人今に至るも表に出てこないのは凄い結束です。
死刑になった松井司令も谷師団長も恐らく知らない事だった思います。彼らは罪を被せられた。
当然、士官学校を出たとはいえ、まだ少尉の向井氏。野田氏はこのグループではありません。彼らも南京事件の象徴とされ人身御供のピースになりましたが、見事に見捨てられたのです。
こうして将官と尉官が死刑になり、主導的な役割を担った左官クラスのエリートはまんまと逃げおおせました。
これは日本軍の構造上の特徴でもあります。ノモンハンの時と全く同じ図式がある訳です。
2019/05/29 20:52
当時の日本軍の実権は、一部の少壮軍人の手にあり、現場の佐官級が牛耳っていたのです。どの戦線でも実権を握っていたのは彼らです。
ここがこの事件の核心なのですが、全く関わりのない司令官レベルのお神輿的人材や、下級将校、及び兵の責任にして、実行者たる彼らは責任から逃げています。
まあ、南京事件の実存さえ謀略と信ずる人らに、もしくは事件を懐疑的に思っている人達には、そこまでの考察に至らず己の命脈を終える事でしょうが、何とかこの話を「日本軍の失敗」として、後世の反省材料として伝えたいとおもいますね。
2019/05/29 22:50
まずは、これらをお読みいただいた上で、次に話を進めようと思います。