顎関節症と闘う整体師のひとり言

自分も顎関節症と闘った経験から、その苦しみを理解している整体師として、顎関節症患者にいろんなアドバイスを送ります。

悪化させないための即席改善法

2013-11-18 17:36:13 | 施術日記
前回、鏡で顔が歪んでないかどうかのチェックについて書いたのだが、

顎関節症の方のほとんどは必ずといってよいほど下顎がどちらかに

歪んでいる。

口を開けると、顎関節がゴリゴリいったり、カックンとなったりするが

まだ痛みは感じない程度の方、それ以上悪化させないために、以下のことを

実践していただきたい。

鏡を見て、歪んでいる下顎(あご)をゆっくりと反対方向に頬杖をつくような

形で押圧する。

驚くことに、たったこれだけでかなりの改善がみられること間違いなしなのである。

前にも書いたが、人間の体はバランスで保たれている。その崩れたバランスを自分で

直すのである。

早速、やってみていただきたい!効果のみられた方はご一報をいただけると

ありがたい。


今すぐ鏡でチェックしよう

2013-11-18 11:55:49 | 施術日記
顎関節症の方たち、自分の顔を鏡で見ていただきたい。

真っ直ぐですか?  

たいていの方はどちらかに下顎が歪んでいる。

人間は口を開けるとき、下顎が少し前にうごくのだが、顔の歪んでいる方は

下顎頭と下顎窩の間にあるクッションの役目をしている関節円板というところ

に余計な負担をかけているのだ。

そしてこの負担を毎日毎日かけ続けていると、そのうちこの関節円板そのものが

下顎窩からずれ落ちてくるのだ。

少しのずれなら顎がカクカク音を立てるくらいだが、関節円板が完全に前方に

ずれ落ちると、下顎がそこにひっかかって口が開かなくなる。(当然、激痛を伴う)

これが顎関節症のメカニズムなのだ。

顎関節症は歯医者さんでは治りにくい

2013-11-18 11:38:11 | 施術日記
顎関節症になると歯医者さんに相談する患者さんが多い。

歯の噛み合わせが悪いから、そうなったのだろうと思うのだろう。

それも一理ある。が、大切なのはなぜ噛み合わせが悪くなったのかということである。

日常の何気ない動作のひとつに頬杖があるが、実は頬杖、大変な曲者だ。

顎関節は意外にデリケートだ。頬杖と軽くみること無かれ。

頬杖で自分の顔を歪めているのも顎関節症の大きな要因なのだ。

良く考えてみて欲しい、顔の下半分のしかも片方だけに自分の体重をかけた恰好を

するのだ、良いわけがない。歪んで当たり前だ。

勘の良い方はもうお分かりだろうが、人間の体はバランスが非常に重要なのだ。

顎関節症もしかり、上顎と下顎のバランスのずれが原因ということが圧倒的に多いのだ。

では、逆にバランスを元に戻せば治るということか?

簡単にはいかないが、理論上はそういうことになる。

若い患者さんに薦められて

2013-11-18 11:06:36 | 施術日記
いつものように、顎関節症に苦しむ方々から悲痛な叫びとも思えるメールをいただく。

顎関節症はよほどのことが無い限り、治すことが出来る病気だ。

実際、私も20年前に柔らかいうどんも食べられないくらいの顎関節症を患った。

その時は、このままどうなってしまうのか不安で精神的にも落ち込んだものだ。

だが、とある鍼灸師の薦めで、顎関節症を一から勉強し、その治療法を研究した。

わかってみると、なるほど、なるべくして顎関節症になっていることに気が付く。

今日から少しずつではあるが、顎関節症に苦しむ方々へ、ちょっとした解決法を

お教えしたい。先日、顎関節症に悩んでいたM大学の学生さんが自分が治ったこと

をもっと皆さんに伝えて欲しいと薦められて、慣れないブログに挑んでみることにする。

拙い文章にお付き合いいただき、少しでも顎関節症が改善すれば幸いである。