顎関節症と闘う整体師のひとり言

自分も顎関節症と闘った経験から、その苦しみを理解している整体師として、顎関節症患者にいろんなアドバイスを送ります。

顎関節症とうつ伏せ寝

2013-11-26 16:14:37 | 施術日記
皆さんは寝るときの姿勢はどうなさっているだろうか?

私は幼い頃からうつ伏せで寝ていた。中学3年くらいまではうつ伏せで寝ていたかな?

このうつぶせ寝、実はあまり好ましい寝相ではないのですよ。

ま、普通に考えて、右か左かに首が曲がった状態で寝ているわけだし、顎のラインも

布団で圧迫しているわけだから、顎関節に相当のストレスをかけているはずだ。

そしてそのストレスが顎関節症を悪化させることは間違いない。

寝るときの姿勢で、一番好ましい姿勢は、、、、、、

仰向けで寝入って、後は寝返りに任せることである。なんとも無責任な答えに聞こえるが

これが実際なのである。以前に整体師仲間と寝室に定点カメラを設置して就寝中の寝相を

よく観察したものである。人はよく寝返りを打つ。平均で、朝までに40回くらいは打つ。

寝返りをたくさん打つと、まるで良く寝られていないような感じを受けるが、実は寝返りは

よく打つ人ほど健康的なのである。この寝返り、実は人がその日歪んだ骨格を寝ている間に

本能的に自分で矯正しているのだ。睡眠の一番大切なポイントは大脳の睡眠で、大脳が寝るのは

一日に10分間程度なのである。その10分間さえ確保すれば、あとは寝返りをたくさん打って

大丈夫なのである。それよりも、うつ伏せ寝で寝返りを打たない方が余程悪い。

あと、柔らか過ぎる布団で寝るのも同じことで、寝返りが打ちずらくなるのでお奨めできない。

つまり、お奨めの睡眠法は固めの布団で仰向けで寝入り、寝返りのうちやすい状況をつくって

あげること。これにつきます。