なにげな言葉

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迷宮・緑柱玉の世界の独り言

趣味を仕事にしないの理由!

2013-01-09 | なにげな言葉
先日の、浮かんだ言葉が、なんだっていうから、説明するよ

好きとか趣味を仕事にしない。
これはある会社の社長さんと話した時の言葉

趣味を持ちなさいとはよく言うけれど
趣味は趣味でいい。
マイブームともいう。
趣味は、その時々で興味の対象が変わる物
歌が好き・・カラオケにはまっている
絵が好き・・・絵画を習ってみる
車が好き・・車を買う。ドライブに行く
料理が好き・・・料理皇室に行く

歌が好き・・・歌手になる
絵が好き・・・画家になる
車が好き・・・ドライバーになる
料理が好き・・・コックになる


違いは一目瞭然

才能が必要になれば、趣味ではできない。
才能は、努力だけではどうしようもないことがある
これを、一生かけてやってみたいと思える物を仕事にする。
趣味の中に、経営と経済はない。
きっちり家計簿をつけることは趣味ではない。
家計簿をつけることに、才能はいらない。
現実をそこに数字として残せばいい。
設計図を書くのに、才能はいらない。
そこにあるデザインを、図面にすればいい。

仕事にしたいと思った時、
自分の才能を生かすか、性格を生かすかで取捨選択すればいい。
そこで思い出す、人物一人

歌が好きでも、歌は作れない
ならと、ボイストレーニングの先生になった人

彼は、歌が好きで、歌手を目指した
でも、まったく売れないまま、引退
引退しても、誰もデビューを知らないぐらい無名
引退後、それでも、音楽関係についていたいと
レコード会社の社員になる。
しかし、時代の流れは、レコードからCDになり、ダウンロード時代
会社が縮小する中で、独立した
売れない歌手の苦労を知っている・・・練習時間だけは、誰よりも多かった
そして見つけたボイストレーナー

始めてみてわかったこと
ボイストレーナーは、人の生活環境に合わせた数だけ、指導内容がある
彼は、ビジネス用のトレーニングも考えてた。
すると、ビジネス作法を知りたくなった。
彼は、イギリスに渡り、ジェントルマンを知ろうと考えた
紳士を知れば、淑女も知りたくなる
そしてフランス貴族を知ろう勉強し始めた。
きれいな動きには、踊りの要素が必要ではと、踊りを習い始める
そしてそこで知り合った人と結婚をした。
彼女のスタイルは抜群で、自信にあふれて見える

彼女だって売れないバレリーナ
プロとして踊っていても、トップでない悩みがあった
彼女から見たら、何時までも勉強している彼がすごい人物に見えた。
そして二人で、教室を開いた

とはいっても最初は、ベビーシッターの延長のようなこと
子供との留守番をしながら、子供にしぐさ、言葉づかいを教えていた
すると、母親が気に入り、次から次へと紹介されるようになる
世界中で共通な立ち居振る舞いは、個人の精神面から出る美しさ
日本の武士道と西洋の騎士道精神に、奥さんの優美な動きと仕草
美しいのも、優雅なものを身につけた子供の将来は、絶対違う

そして今彼らは、ドイツにいる
良行さんのビジネスパートナーになっているでしょ。
良行さんが、大人のビジネススクールなら
彼らは、マナーの幼児教育ってとこかなぁ

背筋を伸ばし、何時も前を向き
心を清らかにする。
悪口、陰口、噂話をしない。
それだけでも、人は変れると、彼らの口癖

私は彼ら夫婦が大好き
好きを仕事にはできなかったけれど、突き詰めていけるものを見つけた
素敵な生き方だと思うなぁ

私もまねしたい。


愛は迷うがないっていうのは、また違う人の言葉だから
違う機会に説明するね




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