なにげな言葉

なにげない言葉を あなたに伝えたい
迷宮・緑柱玉の世界の独り言

嫌な女になる

2011-10-25 | なにげな言葉
今朝、メールを出せなかった。

私って、実は、凄く根性悪いんだ・・・と凹みました。

私とさむさんは、表向き仕事で繋がっている関係です。
上手くいってます
何の問題もありませんでした。

奥さんとも、知り合いですね。
明美ちゃんと言う。
私はそう呼んでいます。

明美ちゃんは、若いときの知り合いです。
さむさんが明美ちゃんを選んだのです。
それは仕方がないことですから私は、好きだって気持ちは、心にしまっていました。
でも、お仕事で付き合えるならいいと思ったわけです。
結婚が全てじゃないからね。
その後、今のような関係に発展しているわけですから、私は、うれしい。
明美ちゃんにとっては敵ですね。
わかってます。

明美ちゃんに内緒で付き合っているので、罪は深いわけです
それは、さむさんと明美ちゃんに対してのマナーと友情で、絶対言わないと決めたわけです。

所が、ひょんなことで、明美ちゃんが疑うのです。
「なぜ、さむと付き合うの?」
と聞いてきたんです。
「付き合ってないよ。」
「でも仕事するでしょ。
 私は、蚊帳の外ってことよね。
 私のこと嫌い?私知っていたんだよ。貴女、さむ好きだったでしょ?」
「そんなことないって・・・」

明美ちゃんは、私を疑っていた。
根掘り葉掘り聞いてくる。疑っているのは、明らか。 
状況として私は、さむさんから部屋を借りている。凄く助かってます。
できれば、契約更新したいと思うから、会いました。

なぜ、私に貸すのと、明美ちゃんは言い出したそうです。
さむさんは、仕事だと言う。
仕事だからと言うその言い方が、気に入らない。
仕事と言えばなんでも許されると思っていると、食って掛かる。
仕事にかっこつけて何しているのか分からないと言い始める。

私と明美ちゃんの間に入っているさむさんは、大変だと思う。
私には、優しい口調ですが、困惑は、伝わってきます。

私は、そんな疑い深い明美ちゃんに、真実を打ち明けたらいいと思い始めた。
貸したくないなら、契約を解除してもいい。
投げやりになりました。

でもそれをしたら、さむさんが苦しむのは分かっているからしない。
葛藤です。

「なぜ隠すの?正直に言えばいいじゃない。」

そう私に直接言ってきた。
私の中の悪魔がささやいた。
「言えば良い!」

「明美ちゃんは私になんていって欲しいの?」
「付き合っているんでしょ!」
「仕事でね。」
「そんなきれいごとなんかいいって、私知ってるもん。」
「何知っているの?」
「椛ちゃんの全て!」
「だから?」
「だから、さむとだって仕事だけじゃないでしょ?」
「疑っているの?」
「疑うんじゃなくて、分かっているって言ってるの。」

私は、もう我慢できなくて言ってしまった。
「そうだよ。私、さむさん大好き!」
「やっぱりね。」

私って凄く、意地悪。
明美ちゃんの目に涙が溢れてきているのを見ながら、
「私が体で、仕事取っているって言われているから、そう思うんでしょ。
 否定しないよ。
 さむさんからは、仕事が欲しいわけじゃない。
 ずっと好きだったもん。明美ちゃんに負けないぐらい好きだったもん。」

私も感情が高ぶり泣いてしまった。
もうこれで、すべて終わりだと思った。
すると、明美ちゃんが言った
「さむがね求める姿の中に椛ちゃんが居るんだよ。
 私の知っている椛を求めてるんだよ。
 私はね、椛を演じているんだよ。
 私は、椛を諦めて、さむと一緒になったんだよ。
 でも、仕事で時々椛ちゃんに会えるから、嬉しかった。
 逃げちゃった私を許して欲しいなぁって思っても、言えなかったけどね。
 でも、私は、疑ってた。
 私が求めるように、おさむが和を求めたら、絶対拒否しないだろうなぁってね。
 分かっているだけに、嫉妬してしまう。
 でも、それを直接聞けない。聞いたら、私が椛を抱いたことがあるって知れるから・・・」
と言った。

明美ちゃんは、プライドが高い。
弱音なんかはかないし、弱虫な面なんか見せない。
あの時、さむさんが明美ちゃんにプロポーズして、YESと答えたのは、
レズであることを否定する為だった。
私は、明美ちゃんに捨てられたと思ったから、それ以来、一定の距離より近づかなかった。
さむさんを好きになればなるほど、忘れていった。

私は、明美ちゃんの心をズタズタにしようとした。
本当のことを言えば、さむさんが困ることを知っていながら、言ってしまった。
そして、嫌な思いをした明美ちゃんとのことを忘れようとした。

凄く嫌で意地悪な女

そんな夢を見ました。

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