ところが助教授が構内で教授や職員を射殺する話はあまり聞かない。
日本では中央大学の学生が教授を殺害するという事件は起きる。
最近は日本人も殺人がうまくなった。
銃規制社会でも銃は巷をさまよっており、警察の留置所でも発砲事件が起きる。
日本は銃規制社会でありながら、警官は銃を所持している。これは明らかに違法である。
それにヤクザが銃を所持しているという異常な状態が続いている。
アメリカは銃所持は法律で認められている。
アメリカへ行くと銃砲店による事がある。
回転式・自動式などは別段珍しくはないが、自動小銃まで置いてある。
内戦くらいは起こしても不思議ではない。
アメリカで起きたエイミー・ビショップ助教授の銃乱射は今のところ異常であると考えている。
その内、ストレスの溜まった教師が生徒に向かって銃を乱射するか、ナイフで殺すかする事件は起きるであろうと思う。
何を言ったって言うことを聞かない。それが幼稚園前から始まるのだから、小学校の入学式では自分勝手な行動をして、式さえもじっとしていられないのである。
自分勝手はオリンピックの腰パン選手のような状態が21歳になっても出て来る。すでに結婚をしているのだが、自分の思いを自分の言葉でしゃべれない。
こういうガキが大学にごろごろしだしているが、学長でさえ注意できない。短気な教授なら堪忍袋の緒が切れることであろう。
それにしてもエイミー・ビショップ助教授の銃乱射はこの事件が始めてではないという。
23年前に弟ともめ事になり、射殺しているのである。
中々、若いときの性格を変えることは出来ないものである。
反省して変わるほど性格は柔なものではない。
その辺のところを我々は知っておかねばならない。
CNN
銃乱射事件容疑者の大学助教授、23年前に「弟を殺害」
(CNN) 米アラバマ州のアラバマ大学で12日夕に発生した銃乱射事件で、マサチューセッツ州警察の関係者は13日記者団に対し、拘束された生物学助教授のエイミー・ビショップ・アンダーソン容疑者(45)が、約23年前に銃で弟を死亡させていたことを明らかにした。
事件は1986年に起きた。当時の詳しい捜査記録は紛失しており、事件は警察で現在「事故」扱いにされている。同年12月8日付の米紙ボストン・グローブは、アンダーソン容疑者が12口径散弾銃から銃弾を抜き取る方法を母親に尋ねていた際、誤って弟を銃撃したと伝えた。
しかし当時捜査に携わっていたある警官は、アンダーソン容疑者が寝室で弟と口論した末、弟の胸部を銃撃したと指摘した。同容疑者は自宅から逃走する際にも再び銃を発砲した。
アンダーソン容疑者は自宅付近で車を止めようとして運転手に拒否され、銃を車に向けたとして拘束された。しかし調書を取る手続きの際、ボストン・グローブの取材に応じた当時の警察署長の電話要請で、同容疑者は釈放されたという。
しかし現在87歳で既に退職している元警察署長はCNNに対し、当時同容疑者の釈放を電話で要請したことを否定。捜査官らがアンダーソン容疑者と、警察当局の人事部で働いていた同容疑者の母親、主任捜査官の3人を聴取し、主任捜査官が銃発砲は事故の可能性が高いとの見解を示したことを明らかにした。元署長と主任捜査官の2人は同容疑者を母親に引き渡す方針で合意。その後同容疑者は書類送検されたものの、検察当局者は同容疑者を不起訴とした。
当時の検察当局者は現在マサチューセッツ州選出の米連邦議会議員だが、外遊中のため今のところコメントは得られていない。
読売新聞
准教授が銃乱射なぜ?アメリカの大学の光と影
米アラバマ州ハンツビルで警察に逮捕されたビショップ容疑者=12日、AP
【ワシントン=山田哲朗】米南部アラバマ州のアラバマ大学ハンツビル校で12日に起きた女性科学者による発砲事件をきっかけに、米国で研究者にかかる心理的重圧が議論を呼んでいる。
同大の生物科学部准教授エイミー・ビショップ容疑者(45)は同日午後、学部の教職員会議で同僚に拳銃を発砲。教授ら教員3人が死亡、ほかの教職員3人が負傷した。
警察で動機を調べているが、米メディアはビショップ容疑者が昨年から「テニュア(終身在職権)」の審査を受けており、事件の直前に却下が決まっていたことに焦点を当てている。
米国では、テニュアは若手研究者が目指す大きな目標だ。5~6年のうちに研究成果を上げ、教授会の審査を通ることで、「テニュア」を獲得できる。連邦教育省の統計(2005~06年)によると、大学教員のうちテニュアを所持するのは半数にとどまる。
テニュアがないと、任期付きの雇用契約など不安定な地位に追い込まれ、肩書も准教授止まりが普通。ビショップ容疑者も2003年にハーバード大からアラバマ大に移り、今学期限りで雇用契約の打ち切りを迫られていた。報道によると、最近は「テニュアの審査が公平でない」と周囲に不安を漏らしていた。
米紙ニューヨーク・タイムズのウェブサイトでは事件後、「パブリッシュ・オア・ペリッシュ(論文を書かなければ消え去るのみ)という文句が、どれほど人間の心理をゆがめるか」「大学当局がパートタイム依存を強め、少ないテニュアの口への競争が激化している」「テニュアの審査をもっと透明に」など、テニュアに関する読者投稿が相次いだ。
(2010年2月15日06時42分 読売新聞)
子供が生まれてくる。赤ん坊が生まれてくる。
その赤ん坊はすでに何をやるかどういう人生をたどるかは、はたして決まっているのであろうか?