四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

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日本伝統工芸展、見るほどのものが無いほど毎年大したものがない。

2014年09月28日 20時14分02秒 | 美術・建築・工芸
人々は工芸も芸術だと思っているかも知れないが、工芸は技術であって、芸術ではない。

工芸家たちは頑固でプライドが高い。芸術家の気質には柔軟性と愛情がある。日本の芸術家の多くも工芸家かもしれない。

『日本伝統工芸展』は三越でやっている。全国の工芸家たちがその年の技を競うようにして凡庸な作品を沢山展示している。

見ていてどれも上手いのかつまらないのか分からない。感心して感動することもない。
ついでに言えば日本の工芸家たちが総力を上げて作り上げた作品が並ぶのだが、「入場料」は無料である。

知り合いの工芸家に聞いた話しであるが、料金を取ったら、誰も入場しないという。
その本人は賞も取り、NHKの日曜美術館でも紹介されていた。
そういう工芸家でも工芸家らしくなく、仕事はしょっちゅうサボっている。
よく著名な作品を模造して売って生活費に変えている。
偽物づくりはこの世界では当たり前らしい。
私にも買ってくれと言ってくるのであるが、あまりしつこいので最近は付き合いがない。
それでも日本工芸会正会員だから呆れてものが言えない。

とにかく、偉ぶっているなら、入場料1500円くらいは取って見るべきである。
見たいものがあれば海外へでも行きますよ!

あのくだらない日展でも院展でもお金を取ってます。
招待券も貰っていたが、つまらないので断るようになった。

美術展のオープニングに呼ばれるが、並ばなくても見ることができるのでたまに行くが、ごくごく限られた展覧会だけである。

そもそも日本の企画展はスケールが小さい。
グラン・パレやメトロポリタンなどのようなスケールの大きさがない。

それでも大行列で3時間も並ぶと夏など熱中症で倒れることがある。
その点、オープニングは軽食もつくので便利だが知り合いに合うので食事も食べないで早々に退却する。

最近のNHK日曜美術館もつまらなくなった。ほとんど見ることがない。





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