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M氏の一口馬主のススメ

募集馬レビューのパイオニア、YouTube始めました。

【金言】気性の判断のレベルアップの必要性

2020-03-09 20:00:00 | M氏の金言
こんばんは、M氏です。
久しぶりのM氏の金言の更新となりますが、次は気性についてを書いていきたいと思います。
馬体、動きが良くても、走らない場合に問題になるのが気性であり、気性の良し悪しが競争能力に大きな影響を与えるのは言うまでもありません。
ただこの気性を判断するのは馬体、動きを見るよりもかなり難易度が高く、苦しんでいるのが正直なところです。
そこで去年の冬あたりから今まで以上に、この気性の良し悪しをより判断出来る精度を上げる為に色々と勉強しました。競馬としてでなく、馬が持っている生態や本来の習性や仕草の意味などを再度学び、その知識を競馬に応用する形を取ろうと思っています。

しかし一口馬主の知れる情報から細かい馬の性格まで判断する事は不可能ですし、牧場で育成している人やトレセンで馬に携わるホースマンですら、完璧に判断する事は不可能だと思います。
ただ分からないからとそこに目を向けないでいるのと向き合って答えを探すのでは、結果が違ってきます。なので、私は今年のレビューから今まで以上に気性についてをレビューに反映して、書いていこうと思っています。
皆様もご存知かと思いますが、2年前から気性に関しては必要性を感じて、レビューに体質と共に気性を◯、△、×で記載してきました。
ただまだ漠然として評価でしかなく、馬体や動きと比べたら、しっかりと言語化出来ていないのが残念ながら、事実だと思います。

そこで3段階の印以外の言語化について、レベルアップさせたいと思います。
具体的には◯、△、×の意味合いとして
◯→問題なし △→やや問題あり ×→問題あり
というニュアンスになるのですが、どの印であれ、気性に関しては全てその理由について記載するようにします。
その判断材料としては、今まで同様に耳の動きについてと集中力については継続します。
それにプラスして、尻尾の動きについて、目つき、顔つきについての2要素をプラスします。

馬という動物は私達と言葉を話して、コミュニケーションを取る事が出来ません。これは他の犬や猫も同様ですね。でも言葉が話せないからこそ仕草や動きで色々と反応し、伝えてきます。それはすなわち馬の性格であり、気性に繋がるヒントになります。
馬は他の動物同様に耳や尻尾で色々な反応を見せます。ただ犬や猫ほど鳴いたりしませんし、反応も薄いように思います。
ただそれは馬が犬や猫よりも穏やかな動物であり、草食動物であるからです。
なので、反応が受け身になりがちです。また攻撃的な反応を見せるようなシーンが動画に映る事はありません。募集馬ツアーに参加しても、そのような反応を見せる事はごく稀でしょう。
それくらいに馬は賢いですし、思いを内に秘める動物であるのです。
また馬の記憶力はかなり高く、人に対して、従順です。だから1歳時の募集の時期には牧場でしっかりと教育されていますし、人に対して従順であるので、優等生に見えます。

だからこそその些細な反応に対して私達人間は察して上げないといけないですし、その反応の意味を理解してあげないといけません。
ただ私達一口馬主は牧場で馬を育成する側の人間ではありませんし、世話をする側ではありません。なので、そこまで知る必要性はないかもしれません。
しかしこの部分を理解する事がより馬を理解する事に繋がり、馬の資質を判断する事に繋がると私は考えたので、去年の冬あたりから今まで以上に真摯に取り組んできました。
そこから色々と見えてきた部分が多々あり、実用化出来ると判断出来るまでのレベルになってきたと思いましたので、新しい領域へ挑戦しようと思います。
情報量が増える事はレビューを購入される会員様にもプラスになると思いますし、今まで以上に結果に対して、納得して頂けるのでないかなと思います。
またこれ以外にも今年から進化させる要素があるので、それらに関しては19年産駒の募集の前までにブログで記事にして、レビューにも記載するようにしますので、よろしくお願いします。



【重賞回顧】弥生ディープ記念

2020-03-09 17:00:00 | M氏の重賞レース回顧






中団待機し、4角手前に外から捲ったサトノフラッグが直線先頭に立ち、押し切りました。
ワーケアは中団で溜める形になり、やや動き出しが遅れた分だけ、差を詰められませんでした。
ペースは淀みなく、馬場は外が伸びる馬場でしたし、サトノフラッグの武豊騎手の好騎乗が目立ちました。

サトノフラッグ→仕上がりA、柔らかく、ストライドが伸びて、バネがあり、かなり高い資質を秘めている。皐月賞ではコントレイルとどんな戦いを見せられるか?注目です。

ワーケア→仕上がりB、前走と比べて、余裕残しでトライアル仕上げ。消耗戦の方が向く為、サトノフラッグとの差は本番で変わる可能性は大いにある。

オーソリティ→仕上がりC、やや入れ込み気味で緩さが目立った。良くなるのはまだ先でしょうが、競馬は徐々に上手くなってはいる。

ブラックホール→仕上がりC、3角あたりから動いて、終いの伸びが目立った。スタミナがありそうで重い馬場でスタミナ勝負になれば、皐月賞で穴を開ける可能性を感じる。

※仕上がりはS〜Eの6段階でパドックを見て、総合的に評価。


【重賞回顧】オーシャンS

2020-03-09 12:00:00 | M氏の重賞レース回顧






やや出遅れ気味も先団後ろから追走したダノンスマッシュが内から抜け出しての快勝。
タワーオブロンドンは内で窮屈になるシーンがあり、58キロも堪えた印象。
ペースは重賞としてはやや早い程度、内が伸びる馬場で外から差せるような馬場ではありませんでした。


ダノンスマッシュ→仕上がりS、抜群の仕上がりで勝ちに来た印象。高松宮記念も上位候補も左回りでやや内に寄れて、スムーズさを欠く印象でそこは不安材料ではある。時計は適度にかかった方が良い。

ナックビーナス→仕上がりB、7歳になったが、馬は成長している印象。GIになるとパフォーマンスが下がる傾向にあるので、高松宮記念でも自分のペースで競馬が出来るか?時計はかかった方が良い。

タワーオブロンドン→仕上がりB、やや太め残りで本番を見据えた仕上がり。窮屈になるシーンがあり、差しが入りにくい馬場でもあり、3着は頑張った印象。高松宮記念は上位候補も差しが入る馬場になるか?内が伸びるトラックバイアスだとまた取りこぼすかもしれない。高速馬場歓迎。


【重賞回顧】チューリップ賞

2020-03-09 09:00:00 | M氏の重賞レース回顧






スローの流れを2番手から追走したマルターズディオサが抜け出しての勝利。人気のレシステンシアは切れ負けした印象。
前に行った馬、内を突いた馬に有利な馬場と展開でトライアルらしい内容。


マルターズディオサ→仕上がりA、桜花賞でも有力候補、問題はゲートの出。枠は外めが良い。

クラヴァシュドール→仕上がりB、器用に立ち回れるタイプで桜花賞でも上位候補。

レシステンシア→仕上がりC、本番を見据えた仕上がり。切れがあるタイプではないので、厳しいペースで後続に脚を使わせる競馬がベスト。桜花賞は差し馬場になりやすいので、そのあたりがカギになりそうも実力は世代上位。

ウーマンズハート→仕上がりC、展開向かずも馬に成長が感じられない。展開が向いても桜花賞勝ち負けまではどうか?

【ありがとう】ヴィルデローゼ 有終の美を飾る

2020-03-09 00:00:00 | 愛馬日記
こんばんは、M氏です。
先週は2頭が出走しましたので、回顧していきます。
まず日曜中京6Rにヴィルデローゼが岩田未来騎手で出走して、2番人気1着でした。
パドックではいつもより落ち着いており、踏み込みがしっかりしており、仕上がりはかなり良好でした。
レースでは好スタートから先行していき、直線では逃げた馬とマッチレースとなり、最後はしっかりと差しての勝利でした。
仕上がりも良く、好調の岩田未来騎手に乗り替わりもあり、勝利を期待しましたが、素晴らしい騎乗ぶりもあり、有終の美を飾ることができました、ありがとうございます。
これで通算3勝となり、アワーブラッド入りの可能性を繋げられました。血統も良い馬なので、繁殖入りして、良い仔が生まれたら、またキャロットで募集してもらえたらと思います。


もう1頭は中京9Rにグラウシュトラールが黛騎手で出走して、15番人気8着でした。
パドックではこの馬としては落ち着いており、馬体はまだ緩さはありましたが、仕上がりは普通でした。
レースでは出遅れて、後方からとなり、直線では大外に出されて、そこから見所のある末脚を発揮しました。
予想していたレースとは真逆の内容でしたが、後方から末脚を活かす競馬で結果を出せたのは先々に繋がると思います。
後は体質に難があるので、使ってどうか?ですね。

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