ダライラマ法王のお話

フです。
蒸し暑いですね。。エアコン無しでは暮らせません

さて、先日26日に、パシフィコ横浜へダライラマ法王の法話と講演を聞きに行ってまいりました。

Mic先生もY氏も居たので、私よりはるかに『言葉力』のあるお二人が、この記事をアップしてくださると嬉しいなぁと、密かに期待していたのですが・・
お二人ともお忙しいようなので、僭越ながらフが、ご報告したいと思います。

老若男女問わず、人・人・人でした。外国人の方、国内でも地方からいらしている方も沢山いらっしゃいました。
これだけの人を集められる集客力　　
素直に羨ましく、あやかりたーいなどと思ってしまいました

午前中の法話は、仏教についての内容がメインでした。

私が印象に残ったのは、
『ただ信じて祈るだけでは苦しみは無くならない』
『苦しみを滅し、幸せになるためには、勉強し智恵を育んで縁起を知ることが必要だ』
とおっしゃっていたことです。

『縁起』という言葉は難しいですよね。
この解釈には2つ有るそうです。

①結果⇒原因で生じる(因果の法)
・・・幸せも苦しみも、因で生じるわけなので、その原因を自分で理解することが大切なのですね

②全てのものは他のものに依存し、名前を与えられてそこに存在している
・・・考えてみたら、私達の食べているもの、着ているもの、住んでいる家etc全てのものは他の誰かが整えてくれているわけですよね。自分一人じゃ何にも存在しないわけです。傲慢さを手放して、謙虚な気持ちで全てに感謝しないとダメですね

午後の講演は、<幸せの本質、共生・共存の未来へ向けて>
と言う内容でした。

最近の私達は、物質面の向上で得られる幸せに限界があることを感じ始め、内面の価値を考え始めています。
心の中にある、平和や幸せを得ると、体も健やかになっていきます。
そんな真の幸せは、愛と思いやりを持って生きることで得られていくとダライラマ法王はおっしゃっていました

一人の善き人間となり、家庭や社会の中に、より大きな愛を育むこと。
それが自分だけでなく、家庭⇒社会⇒国⇒世界が幸せになることを創っていく・・と

私達は、自分に良くしてくれる人や好きな人には愛情をもつことが出来ます。
でも、自分に害を加える人や嫌いな人には怒りを持ってしまいますよね。
それは『偏見』でしかないのですって

本当の愛情は、自分に害を与えたり嫌いだと思う人にも愛を持つこと。

全ての人が幸せを望み、苦しみから逃れたいと思っている・・・・自分と全く同じなのです。

その根本的な事を理解すれば、全ての人を愛することができる
人間だけが偏見を持たない愛情を持つことが出来る。それは智恵がそれを育むから。。と、法王はおっしゃっていました。

そのように自分の心を馴染ませていく、意図的にそうしていくことで、赤ちゃんがゆっくりと大人に成長していくように、私達の中に、真の愛が育まれるのですね

私もまだまだ偏見だらけの人間です。少しずつ、心を馴染ませて成長していこうと思います

一日お話伺って、やはり究極のペース、一番大事な部分は、オーラソーマの哲学と同じなんだなと言うことでした。

私達は、幸せになるのも苦しみを滅するのも。結局は『自分次第』なのですよ
誰のせいでもない、それは自分がつくりだしたもの(因)の結果なのです。

マイクがいつも言っている『何をするのではなく、どのようにするか・・に意識をむけなさい』と同じですよね。

一瞬一瞬自分がどのように考え、感じ、行動したか・・・それがその先の自分の存在を創りだすのです。

今まで10年間、オーラソーマで勉強してきたことを、より深く心に刻んだ一日でした

ダライラマ法王は、失礼かもしれませんが、とってもお茶目で人間ぼくて、素敵な方でした
また来日の機会があったら、是非行ってみてね

あ、そろそろサッカーの時間　
ではまたね

～フ～
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