Micです
GW初日、気持よく晴れましたね~。
ただいま我が家の庭は、お花ざかり春爛漫です。
ちょっとステキなことになってます。(お世話をしてるのは、例のごとくワタシではなく、ハハなのですがね…)
最近、とんと画像がなく殺風景だったナと反省…の反動か、または親バカならぬ、庭バカ?で「みてくださいよ~」とばかりに載せてしまいました…
春ランマン時期に生まれた牡牛座の方は、本によると自然を愛するガーデナー的資質を持つといいます。
この季節、納得ですね~。
そういえばMyハハは牡牛座の人でした…ちなみに一応、ワタクシも月が牡牛だったりして…ガーデナーじゃないけど花を愛する質はここからくるのかな…?
サテ、今日はGWにオススメDVDデス!
「ロード・オブ・ザ・リング」3部作(2つしか映ってなくてゴメンなさい…)
最終章が2003年に出たようなので、ほぼ10年前の作品です。
当時はすごく話題になったので、劇場でみた方も多いハズ(私も観ました~。)
原作はいわずと知れた、J.R.R.トールキン
作家の中でこのお方は、ワタクシのNo.1かもしれナイ
元々、英オックスフォード大の古英語教授だったトールキン。
ケルトや北欧を初めとする神話や伝説に通じていて、そうした背景があってか彼の作品は魔法使いや妖精がたくさん出てきます。
ファンタジーというと、おとぎ話や夢の世界と思われがちで、一般的にはリアルさが薄い印象ですが、トールキンの場合、学術的な基礎があるからなのか、彼の性格なのか、生身の人間のごとくリアルなんですよね。
彼の作品の世界観は単なる空想や想像を超え、まさに「創造」。
ディ○ニーランドも真っ青な位、緻密で徹底した完璧な世界観を創り上げています。地図はもちろん、各国の歴史、言葉、文字まで設定さてるんですよ!ここまでやるか、マニア?なトールキン。。
彼の作品の中に、「サンタクロースからのクリスマスレター」というのがあるのですが、これもステキです。
これはトールキンのお孫さん宛てに毎年、サンタクロースから手紙が届くことがあった(モチロン、トールキンがやってた)そうで、それをまとめたものなんです。
読んでみると、本当にサンタクロースが書いたみたいで、ちゃんと話が毎年続いてるんです。これみてワタシは「この人の孫になりたい!」と思いましたね~。
…トールキン愛に走るあまり、肝心の作品のご紹介が脱線してしまいました…イケナイ、イケナイ。
私が感じたこの作品色はB100クリア/ディープマゼンタ。
この作品を一言でいえば、「光と闇の戦い」です。
小人族のホビットが仲間と一緒に、力と破壊の力を持つ金の指輪を滅ぼすため、長い旅にでるのです。
道中、力を支配しようとする闇の勢力に遭遇し、命の危険な目にあいながらも様々な人と出会い、分かれ、共に闘い、友情を深め、それぞれが成長していくドラマです。
普通、有名な作品の映画化というと、大抵期待はずれなことが多い(失礼?)ですが、これは違いマスゾ
おそらくトールキン自身がみたら、喜んだのではないでしょうか。
この監督もスゴイ(ホビットみたいなほのぼのした外見なのに、すごいバイタリィ何気に失礼?)
よくぞこの複雑で膨大な話を映像化し、まとめ上げたものです。
俳優陣も魅力的な人が多いです。
色々な人物が登場してくるので、好みが別れるところではありますが。。アラゴルンやオーランド・ブルームもカッコよいんだけど~
私はやっぱりガンダルフ(魔法使い)かな(やっぱりって感じ?)。サム(指輪の持ち主フロドの従者)も好きです。彼の言葉には泣けるんですよ~。彼なしでは旅は続けられず、完了もしなかったでしょう(泣)。
ちなみにこの作品は、第二次世界大戦時に書かれたそうです。(おそらくヴィッキーのお父様世代の方なんじゃないかなーと思います。)
自身も第一次世界大戦に従軍し、第二次大戦では息子さんが従軍したそうで、当時のイギリスと言えばヒトラーとの戦いまっさかりなわけで、リアルな「光と闇の戦い」が展開されていたのです。
暴力や恐怖より尊いもの(勇気や友情、愛など)がこの世にはある、そのために人は戦うのだ!というトールキン流の反戦メッセージが作品中に流れているのかな~と思います。そうした人種や時代を越えた普遍的なものに人って心揺すぶられるんですよね。
結局のところ、彼の作品のリアルさはホビットや妖精といった人間ではないけれど、とても人間くさい質を持った登場人物が織りなす人生模様の中に私たちは自分たちを投影しているのかもしれませんね。…しかし、ワタシはあのホビットの家に住みたいですわとても心地よさそう…
とにかくオススメです!(本もねっ)
3部作なので、全部みるとおそらく9時間くらいになるのではないかと。
だから1日がっつり目を腫らしながら観ていただき、次の日はゆっくり目を休めると完璧ですかね。
Love, Light and Harmony!