
元気ですかー
防疫警戒レベル2になって、やっとプールで泳げる台湾台北市は内湖区から、こんにちは。
午後に予定があったのですが、大雨でキャンセル。 暇なのでちょっと実験。
切れ味抜群なれど錆びやすい二層鋼のモラナイフに黒錆加工してみます。
普通は紅茶と御酢を利用するみたいですが、わが家の紅茶は高級品で使うの勿体無いので、賞味期限がとっくに切れている七葉たん(あまちゃずる)を利用。 御酢は無いので、風呂洗面所の水垢落としに使っている台湾で言うところの檸檬酸(クエン酸)を利用します。
まずあまちゃずるを濃い目に煮だして、少し冷めたら、ジャムの空き瓶に入れて、クエン酸の粉末を小さじ2杯分くらいを適当に入れて攪拌します。 これで溶液の準備完了。
ナイフは事前にしっかり錆び落とししてあったので、洗剤でしっかり油落とし。 箸と輪ゴムでハンドルを挟んで、刃を溶液に漬け込みます。
漬け込むと、じきに小さな泡が出てくるので、確かに化学反応が起きてる感じ。
漬け込む前の刃。
5時間ほど漬け込んだ刃。 何かうっすら黒っぽくなりました。
溶液から上げたら、触らず擦らず軽く水洗いしてドライヤーでしっかり乾かします。
二層鋼なので炭素鋼部分と境目がすごく黒く発色しました。 これで少しでも錆びにくくなってくれれば御の字です。
刃物の黒錆加工はあまり意味が無い、小まめに手入れして油くれれば錆びないよと言うごもっともな意見もありますが、とりあえず実験なので御理解ください。