縁結び・その３

　Ｍ生命保険会社時代、折にふれ、若い独身のお兄さん達に頼まれて、頻繁に
合コンをやって差し上げてた頃の事。　　　   

     　　　   

　彼は土木関係の仕事だった事もあり、女の子と知り合うチャンスがなかった為
Ｍ生命保険へと他社から迷う事なく切り替えてくれたお礼にと、居酒屋で女性３人
対男性３人のお楽しみ・合コンをしたのだった・・・・・・。

　その後、彼らはそのグループで、スキー、ボード、にと行ったりしているうちに　　
彼と彼女は、意気投合したようで、彼の会社の旅行に彼女も行ったりして　　
楽しい日々を過ごしてたようでした。　　

彼の家は、お母さんが亡くなられていて、父親と弟の男３人のわびしい所帯
だったのでした。
　彼女との同棲生活が1～2年続いた後、結婚に至り　　今では、すっかり、いい
お父さんしてるらしい・・・・・風の便りによれば・・・・・

　　　　　

　シャキシャキした彼女と、やさしい彼がカップルになったと、知った時は
かなり、以外でビックリしたが、保険のお礼が出来たと　　
ホッとしてから、気づけば、10年の歳月が経っているのだった・・・・・。

　貴方、運がいい方だと思いますか？と聞くと、多くの人は、「運が悪くて」
と言われる。
運気を上げるには、まず、運のいい人と付き合う　事ですね、と
よく言ってた・・私　でした。　　　

 彼はＭ生命に切り替えた事で、一気に運気、上昇気流に乗った　のでした

　めでたし、めでたしの話・その3・・・・・でした。

　　永遠に幸あれ、と願うばかりです。

 

、

縁結び・その１

　保険に入るから、　　家の息子のお嫁さんをお世話して・と・・・
知り合いの奥さんに頼まれたのが嬉しくて、　ならば、本気でいい人を紹介　　 
しなくちゃ・・・と。

　　彼はその頃３３歳だった・・・・・。
ひょんな所で知り合った彼女は、２３歳。
　まあまあの、イケメンとまではいかずとも、それなりの外見で
まとまる迄に、さほど時間がかかるとは思っていなかったが
彼女２３歳といい感じに・まとまるまでに
　すでに４人紹介していたのだった。　        
　　　　　　　　　　
それも、４人とも　　　/ /
１度でお断りで参ったなあ・・・と思ってた頃、いい感じの娘さんだなあと

　初めて会った彼女に　ずうずうしくもお声がけして食事に誘い、
　その時　「実はこんないい人がいるんだけど一度会ってよ」と
お願いしたその時は、彼女いはく　　　
「今気になっている人がいるので・・・　」と、断り文句を言われたものの、


　　「まあまあ、一度だけ会ってくれればいいから」と、
半ば強引にお願いし、会って頂いたところ、な、な、・・・・・
　　なんと、彼女「ステキな人を紹介してくれてありがとうと・・・・・。
今、二人には３人の男の子がいて、早くも一番下の子が学校に上がったらしい・・・・・。
年月の何と早く過ぎること　

縁は異なもの～と、後で聞いてビックリ　だったのは、彼のお母さん　　と彼女のお母さん　の
実家が近くであったとの事。
保険のお礼がちゃんと出来た事で、ホットした　あの頃を思い出す。　　　　　　　

　

エッセイ講座入門・・・その３

　おばさん新入社員、入社一ヶ月後に、大学院出のおじさん風新入社員が
私の机の、前の席となったのでした・・・。　　　


　愉快な所長いわく、「今度入る新入社員は、どえらい二枚目だ。
坂口憲二似で　東京では、モデルをしてたらしい」・・・・・と。

55才にしては、純情なおばさん新入社員は、年がいもなく、それなりに期待して
楽しみ　にしていたのだった。
彼が入社前、写真を見せてもらった時には、まあ吹き出した。
やられた・・・・・と。

　余りに二枚目新入社員が前に座られても、緊張して肩が凝ってしまっただろうから　
それはそれで、良かったのでした。　　　　　　 

　医薬品の営業・
　　昼食は木陰でゆっくり取った後　　、軽く昼寝でもして・・なんて考えてた私は
昼食ゆっくりどころか、毎日こんな生活してたら寿命が縮むと思い、
体力の限界を理由に、あれ程喜んで入社したハズの会社を、惜しげも無く退社。　
たった、二ヶ月。　　「新入社員です」、と歩いた時　　が、懐かしい・・・・・。
歓迎会　 　までして頂いた、というのに・・・。　　
ごめんなさい。お世話になりました。　　

エッセイ講座 その２

　もちろん、精一杯の若造りをして・・・。　
あんなに、大喜びして入った会社であったハズなのに？？　

　一ヶ月の研修期間中は、毎日、若いお兄さんに同行で、楽しかったのを思い出す。

研修期間も終わり、一人で慣れない地図を片手に
一軒の家にたどり着くまでが　なかなかだった、あの頃。

もちろん、８０万のノルマも忘れてはいない・・・。　

　こんなおばさん、いや、気分は娘って感じ。　
こんな私を採用して下さった事に　　　
恩返しする為に、一歩でもノルマ達成に向けて頑張ろうと。　

  午前１０時出勤、よる２０時迄勤務の雨の日の夜
なぜか、やたら　みじめな自分に、涙した・・・。　　　　　

　脳天気とまで言われたこの私が。

老人世帯を回る事が多い中、一人暮らしの、おじいさん、おばあさんの何と多い事。

　主人他界後の自分の姿を見るようで、感じる所大だった。
タバコ吸ってる主人見る度出る言葉、「タバコを吸って何になる・ガンになる

一休み　　         

　

エッセイ講座入門 その１

「５５才にして、正社員に採用されるとは、すごいじゃん」と　　
鼻ヒゲが、よく似合うと評判　　 の旦那様が
　珍しく、ほめてくれた。

娘、息子からも「すごい、すごい」と、お世辞メールが来て
結構私も喜んでた。　 


若い若いお兄さんばかりの中に、たった一人の女性営業社員として
それも県下の営業所で女性は、初めての採用だという。　　　　　　

　あちこちに、ドラッグストアーが出来た今、
置き薬「配置薬」なんて、終わりの商売と思ってた私。
　ただ、その会社は薬以外のあらゆる物を扱い
動くスーパーとか、言ってたっけ・・・・・・・。　　

　シャンプー、カレー、麦茶、健康ジュエリー、プロポリス、アガリスク等など、
それは幅広く扱っていた。
　いろいろやっているのがおもしろい、と気に入って入ったはず。　　

 入社したいが為に、面接時には、保険会社１０年のキャリアを生かして
自己アピールは　　　、しっかり　しておいた。　　　　

・・・・・一休み・・・・