×宮沢章夫×宮本亜門、ということなので、斬新さを期待しますが、
期待を裏切らない公演になったと思います。
団十郎という、
大きな後立てを失って、
さてどう立て直しをはかっていくのか、
しばらくは、見守るしかないかなー、と思っていたのです、
…2月のルテアトル銀座の高坏を見て…。
この間、歌舞伎座でもそう思っていました。
今回の自主公演を見て、
肩ひじ張らず、水を得た魚のように、のびのびと
(ことば悪いですが、あっけらかんと明るく)
楽しんで演じているのが、
コクーンという劇場の空間にマッチして
いい舞台になりました。
歌舞伎十八番の復活狂言「蛇柳(じゃやなぎ)」と
新作「疾風如狗怒濤之花咲翁物語(はやてのごときいぬ・どとうのはなさきおきなのものがたり)」
という真逆の演目ではありますが、
早変りも含めて意表をつくキャスティング、
予測できるようでできない話の展開、
軸はぶれない古典の所作、
それだからこそ、海老蔵本来の華が活かされたのですね。
第2回もこのコンビでやるそうですので、
コクーン歌舞伎の新しいページを開くことが期待されます。
そして一歩一歩修練を重ねた海老蔵を見たいものです。
とりあえず10月の保名、期待することにしましょう。
今回のコクーン歌舞伎
ひとつだけ不満があります。
浄瑠璃・三味線ともにマイク、嫌ですね、
太夫の声、生で十分とおりました、マイクでかえって音が割れてしまっていました。
これまでトランペット生演奏、クラシック曲、ラップとか、
あり、それらのマイクは許せますが、
鳴りものはいただけない。
それから、愛之助の友情出演、彼の人柄の良さがそのままおじいさんになっていました。
子役のミツバチ、成田屋の部屋子市川福太郎くん、可愛かったですね。
フィナーレの踊りで、ぼたんさんのお弟子さんでしょうか、女性の登場も好感もてました。
観劇日誌
期待を裏切らない公演になったと思います。
団十郎という、
大きな後立てを失って、
さてどう立て直しをはかっていくのか、
しばらくは、見守るしかないかなー、と思っていたのです、
…2月のルテアトル銀座の高坏を見て…。
この間、歌舞伎座でもそう思っていました。
今回の自主公演を見て、
肩ひじ張らず、水を得た魚のように、のびのびと
(ことば悪いですが、あっけらかんと明るく)
楽しんで演じているのが、
コクーンという劇場の空間にマッチして
いい舞台になりました。
歌舞伎十八番の復活狂言「蛇柳(じゃやなぎ)」と
新作「疾風如狗怒濤之花咲翁物語(はやてのごときいぬ・どとうのはなさきおきなのものがたり)」
という真逆の演目ではありますが、
早変りも含めて意表をつくキャスティング、
予測できるようでできない話の展開、
軸はぶれない古典の所作、
それだからこそ、海老蔵本来の華が活かされたのですね。
第2回もこのコンビでやるそうですので、
コクーン歌舞伎の新しいページを開くことが期待されます。
そして一歩一歩修練を重ねた海老蔵を見たいものです。
とりあえず10月の保名、期待することにしましょう。
今回のコクーン歌舞伎
ひとつだけ不満があります。
浄瑠璃・三味線ともにマイク、嫌ですね、
太夫の声、生で十分とおりました、マイクでかえって音が割れてしまっていました。
これまでトランペット生演奏、クラシック曲、ラップとか、
あり、それらのマイクは許せますが、
鳴りものはいただけない。
それから、愛之助の友情出演、彼の人柄の良さがそのままおじいさんになっていました。
子役のミツバチ、成田屋の部屋子市川福太郎くん、可愛かったですね。
フィナーレの踊りで、ぼたんさんのお弟子さんでしょうか、女性の登場も好感もてました。
観劇日誌
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