紫苑の部屋      

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古典購読ー名場面でつづる「源氏物語」

2025-02-27 14:17:55 | 源氏物語
島内景二先生の講座が数年続いていて、
日記文学をはじめ、講座を聴いていて、源氏物語に深い造詣をお持ちの先生と思っていたので、
楽しみにしてきました。
昔、明治大学のアカデミー講座で本編を受講していました。
また地域の源氏の講座で宇治十帖を読んできました。
今回通しで読み始めて、島内先生とは少し違う私なりの視点を持つことにしました。
女君の容姿・心情の描写、その背景の情景描写、その二面の融合、
そうした視点で通読してきました。

なので、島内講座が取り上げている場面以外も違った場面をかなり拾うことになり、
時間がかかりました。
でも、東屋まできました。
浮舟の登場で、源氏物語はそれまでとはかなり異質な、心理小説になってきました。
近代小説に近い、というのは本当に驚きです。
そうした印象は、最初に読んだ時とどう変わっていくのか、変わらないのか、
楽しみにしています。

↘️過去の記事
匂宮と逢瀬を重ねる浮舟
悲しからずや、浮舟

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