今日も明日も愛してる

私が見たものをあなたにも見せたい。月日が経って季節が変わっても、これは世界へのラブレター。

学校を休んだ日

2009年03月06日 | Weblog


子どもの頃、朝起きるとあっという間に夜になり、いつの間にか朝だった。
学校は行かなくちゃならない所で、
唯一の楽しみは、学期末最後の給食だけに出る揚げパン。
でも一度出ると、次に出るのは、ずっとずっと先のこと。

具合が悪くて学校を休んだ日は、気持ち悪くて、あちこち痛くて
こんな状態がいつまで続くのか不安で寂しかった。
自分がどう感じて何を考えているか、
他人にはどうやっても分からないんだと思うと
大人になってもそうなんだと、どうしょうもなく心細かった。

大人と呼ばれて久しい。
インスタントコーヒーをぬるいお湯で飲む。
溶けきれない粒が、苦くてヘンな味。
これを自堕落と思うか、面白いと思うか。
私は面白いな、見てると飽きない。



でも、人って、どこかで善いものに出会っている。
どんな日でも、チラッとどこかで出会っている。
それがあるから、頭痛持ちで泣き虫な子でも、ここまで来られた。

例えば、こんなもの。
きれいだけど、ちょっと不気味で、うっとり加減が可笑しいよ。
可笑しいとか、脱力って、実は運がいいのかも。
むふふ。

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そっぽ

2009年03月06日 | Weblog
上野公園に行けば必ず会うこの猫。
なのに、この日はずっとそっぽを向いて、
どうしても、どうしても、どうしても、
こっちを見てくれなかった。
猫って、そういうところが好き。
あの小さな頭の中に意思がちゃんとある。

こっち向いてよ。
今日みたいな雨の日はどうしてるの。
どこかで休んでいるといいんだけど。

 
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