捨て場

今日も、多分明日も

世界と戦っても勝ち目はない。
時間と戦っても勝ち目は無い。
わかっているけど、やっぱりカメラを持って外へ行く。

樹の下で

ヤマモモの実を踏んで足を滑らせた



そのことをあなたは知るまい



甘酸っぱい汁のついた私の指

冠のように咲いた

やっぱり背が高い

紫陽花ベイビー

可愛いお嬢さんのブローチのようだ

顔でお腹いっぱい

正面からは見えない

　　

鳩にも睨みをきかす

　　

サザエさんの一家か

　　

疲れたからこれにて。



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短くても長くても

太宰治はきっと少年の頃から太宰治だったんだな。
三島由紀夫もきっと少年の頃から三島由紀夫だったんだな。
そしてスティーブン・キングもきっと。彼はキングだった。

私はだんだんと幼い子どもになっていくような気がする。
最後の最後はいったいどうなるんだろう。
何か一点をじっと見つめて終わりたいものだ。