はるよこい

首長くして春を待つ。ベルクの隅にて。
花は壁のベルク通信を毎日見ているんだね。

携帯のカメラの待受画面用のサイズを、私は勝手に栞サイズと呼ぶ。
首長に撮れてしまうのがおもしろい。

ああ、ブーツ

今年も長いブーツ買わなかったなー。
去年もおととしもだなー。
まあ、もうじき暖かくなるからね。

吹き抜けのティールーム

窓から入る自然光が、まぶしいほどに明るい。
語らいながら、またはひとりでゆっくりと、午後の時間を過ごす人たち。
独特の温かい匂いといっしょに、幸福感がここまで立ち昇ってくる。
いい光景だなあ。
同じ場所にいる自分もしあわせだ。



でもなぜだろう。
手すりに置いていた自分の手に目がいくと、
何か胸の中でかすかにチリっとしたような気がする。
もう帰ろうと、ただそう思っただけなのに。

ヒッチコック的な場面

高いところはちょっと苦手

アリンコみたいに、ちょこまか地面を歩いて行くだけだな。私にできるのは。