おみくじの内容を読み解く日記・その2

幼い頃からのお気に入りで、今でも月に数回は足を運んでいる中野不動尊。
筆者は参拝に行く度に1回引いているが、ただ運勢を知るだけでなく内容も理解すると面白いものだ。
ということで、実際に引いたおみくじを見て意味を調べ、ブログに書き残しておこうと思う。

このジャンルの記事は年末年始になるとアクセス数が増加している。
検索からこのブログにお越しになった方の参考になれば幸いだ。

※おみくじを何回も連続して引く行為は避けましょう。特に混雑する初詣では周囲の迷惑になります。
　また、神様に対して失礼です。おみくじは神様からのお言葉を記したものであって、おもちゃのガチャではありません。

☆下記のタイトルをクリックして飛べば、必要な情報がすぐに確認できます。

●和歌を読み解く
「苔むせる 山の岩が根 千代へても 動かぬほどの 心ならまし」

●各項目を読み解く

願望(ねがいごと)・・・「とゝのう 物に迷うてはいけません」

待人(まちびと)・・・「来ず 音信あり」

失物(うせもの)・・・「物に隠れて出ず」

旅行(たびだち)・・・「よろし」

商売(あきない)・・・「損もなし 利少し」

学問(がくもん)・・・「怠心を直し目標を早目にさだめよ」

相場(そうば)・・・「思い切れ 大利あり」

争事(あらそい)・・・「控えたるがよし」

恋愛(れんあい)・・・「良い 父母に告げよ」

転居(やうつり）・・・「利益なし」

出産(おさん)・・・「安心せよ 難なし」

病気(やまい)・・・「気遣いしすぎるな」

縁談(縁談)・・・「他人の言葉を信ぜず自分で考えよ」

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～和歌を読み解く～

「苔むせる 山の岩が根 千代へても 動かぬほどの 心ならまし」

筆者なりに現代語に変換すると
「苔むした山の岩が非常に長い年月が経っても動かないように、我慢強い不動の心でありたい」

あれやこれやと迷い騒いで手を出さず、今取り組んでいることに集中すること。
むやみに方針を変えず控えめに行動すれば吉となる。

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～各項目を読み解く～

●願望（ねがいごと）・・・とゝのう 物に迷うてはいけません
➡願いは叶う。物(人やお金)に迷ってはいけない。他の事に気を取られず自分を貫けば願いが叶います。

●待人（まちびと）・・・来ず 音信あり
➡待ち人＝自分に影響力の強い人、人生を左右する人は来ないが、連絡はある。相手からのメッセージを見逃さないように。

●失物（うせもの）・・・物に隠れて出ず
➡失くした物は他の物に隠れて見つからない。部屋の掃除をしたら出てくるかもね。

●旅行（たびだち）・・・よろし
➡旅に出ると良い。どこか遠くへ行ってみると素晴らしい出会いや発見があるかもしれません。

●商売（あきない）・・・損もなし 利少し
➡損はないけど利益は少し。ここはポジティブに捉えよう。損がないだけいいじゃないか、と。

●学問（がくもん）・・・怠心を直し目標を早目にさだめよ
➡怠けてないでさっさと目標を決めて努力しなさい。時間は有限です。

●相場（そうば）・・・思い切れ 大利あり
➡思い切った判断が大きな儲けに繋がる。相場とは投資全般のこと。

●争事（あらそい）・・・控えたるがよし
➡争いごとは避けるべき。怒りはエネルギーの無駄遣い。平和に生きて燃費の良い人生を。

●恋愛（れんあい）・・・良い 父母に告げよ
➡良い関係になるから、両親に報告しなさい。すみません神様、女友達すらいないのですが。

●転居（やうつり）・・・利益なし
➡引っ越しても良いことがない。動かぬが吉。

●出産（おさん）・・・安心せよ 難なし
➡安心して子どもを産める。これは女性にとって大切な項目ですね。

●病気（やまい）・・・気遣いしすぎるな
➡心配しすぎないこと。軽い病気を重く考えすぎた結果、精神を病んで重症化することもあります。

●縁談（えんだん）・・・他人の言葉を信ぜず自分で考えよ
➡周囲の声を信じず自分で考えなさい。誰かの操り人形にならないよう、人生の歩む道は自分で決めましょう。

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