カブトムシの配布 ～部屋が静かに～

卵から幼虫、サナギから成虫になるまで育てていたカブトムシ。羽化シーズンのピークを迎え、さっそく手に負えない状況に。
正直、カブトムシの飼育は騒音との戦いが7割である。他はコバエ2割、残り1割は手間。
夜になるとカサカサ、ブンブンと騒がしく、ただでさえ寝苦しい夏の睡眠を容赦なく妨害してくる

去年から夏になると不眠症で悩んでいたのは、まさかの昆虫飼育が原因だったのだ。

睡眠に対する「音」の影響力は恐ろしい・・・
健康を害するとなれば「愛でカバーできる」なんてキレイごと、言っていられない


というわけで、予定していた通りに配布を実施。夜になると虫探しで人が集まってくる場所があるから、そこでどんどん声かけ。
羽化した個体をケースにまとめて投入して、欲しい方が見つかったら配る。
たいていの子どもたちは虫かごを持参しているから、こちらで容器を準備する必要はなかった

元々クワガタ目的だった方もなかなかに多い、それと「オスだけ欲しい」という方も当然いらっしゃる。
数日かけて、ようやくすべてのカブトムシを配り切ることができた。
というわけで、およそ1年半の昆虫飼育生活は終わりを迎えた。たぶん、再開することはない

～静かで広い部屋に～
昆虫飼育が終わったら部屋の片づけ。プラケース、飼育用品はすべて廃棄。驚くほど部屋の収納スペースに空きができた。
部屋が広くなったように感じる。物が減ったんだから当然だが。
そして何より、静かだから毎晩ぐっすりである もうカサカサ音で叩き起こされることはない。

計算上では、昆虫飼育をやめたことによる出費の削減は12月までに5万円ほどになる
これで少しは貯金に集中できるだろう。今思えば、健康とお金を削ってまで続けた趣味って何なんだろう?
・・・と反省している(^^;