粗碾き蕎麦の美味しさを求めて

地元箕輪町上古田産石臼碾き「信濃1号」が主体の蕎麦屋です。

清貧の生き方

2013-01-13 10:34:08 | 雑感
ソバ打ちで身体を使うためなのか、持って生まれたDNAのなせる業かは知らないが、やたらとお肉を食べたくなる時がある。特に多少歯ごたえのある「さがり」という部分の肉質が好みだ。あまり上等で刺しの入ったようなお肉は好まない。お気に入りのホルモン焼き店で食するレバニラ炒めも好きだ。

蕎麦などという素朴な和の食材も好きだが、魚、肉、美味いもんなら何でもござれ。欲どうしいのである。金銭欲も押さえたいのだが、自分だけでなく、自分を取り巻く沢山の人のことまで考えれば甘いことなど云っていられない。

でも心の奥の奥、本当の自分の領域では清貧の生き方をしたいものだといつも思っている。「あんたニャ無理だ」とみんなに云われるが山の中に籠もりたいと思う時もある。ホントだよ。

中野孝次・本阿弥光悦・良寛・芭蕉さん等の境涯とまでは行かなくとも、少しは近づきたいものだ。でも、それには、又それらの方々は、衣食足りた後そのように過ごされたのであって俺などは必死に日々の衣食確保に頭を悩ませている毎日だ。清貧の生き方とは対照的であるのが現実である。それでイイのだ。

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