粗碾き蕎麦の美味しさを求めて

地元箕輪町上古田産石臼碾き「信濃1号」が主体の蕎麦屋です。

よく寝た次の日

2012-11-23 11:16:16 | 雑感
普段寝付きはイイが夜中にトイレに行きたくなって1・2回は起きてしまう。さて、それからが大変でなかなか寝付きが悪い。本を読んだり、あれこれ考えてしまったり、早く寝よう寝ようと思うと余計に寝られなくなってしまう毎日だ。

ところが、一昨日は違った。疲れもあり、風邪っぽかったので、八時には寝室の電気を消して寝てしまった。目を覚まし、「さて、何時かな?又一時か二時時頃かな」と時計を見ると五時半であった。

嬉しくて嬉しくてこんなこと生まれて初めての経験だ。みんなに報告しまくった。それ程嬉しかった。

そして、その夜。山ちゃと伊那で二人だけの飲み会。ご機嫌よく飲んで唄って家に着いたのが午前二時。女房に嫌み云われてショボンと布団に潜った。睡眠時間四時間。

スッキリ読めた

2012-11-21 11:35:22 | 雑感
宮本輝さんの「水のかたち」上・下巻を読んだ。50代に入ったごく普通の家庭の主婦が主人公のこの作品、純文学に属するそうであるが、一気に読み終えた。それに、読み終えたから何とも表現しがたい充足感と共に、スッキリ感を味わうことが出来た。

主人公の主婦の穏やかな優しさや、周りの人を引きつける何とも云えない魅力にツイ引き込まれ、読んでいる自分までもが、幸せ感を味わうことが出来た。一人の人間の純粋な暖かさや優しさが、その人の周りに素晴らしい人との出会いや、良い環境の連鎖をおこしていくのだなァと、納得できるものがあった。

それにしても宮本輝さんという作家の見事な物語の展開と、細やかで、深い人間洞察に感動した。それと、当然ではあるが改めて、作家と云われる方々の頭の良さには恐れ入ったしまう。ともかくに良い本に巡り会うことが出来て良かった。

図書券を私にプレゼントしてくれた姉さんに感謝、感謝である。

新そば

2012-11-01 11:42:35 | 雑感
一燈の3種類の蕎麦粉の中で「抜き」に使用する蕎麦粉が昨日から新そばになった。コネに入ってみるとそれだけで今までの粉とはだいぶ違う。

何が違うか?色が違う。生地の張りが違う。それだけでは表現できない何かが違う。茹でてみてもまず、色が違う。緑がかっているが、それだけで表現できない色つやなのである。盛りつけに入っても、張りがあり、ピンとしている感がある。

食してみても、さすが新そばだと、嬉しくなる。お客さんも店に入ってくれた時の表情とだいぶ違い、嬉しそう帰って行かれる。

やはりこの時期、新そばはイイものだ。