20200327茶入の本名

2020-03-27 11:35:40 | 道具

茶道のお稽古をしていると、

新しくお点前を習うとその道具が欲しくなります。

 

初めて唐物を教えて頂いた時、

丸い茶入が欲しくてなりませんでした。

 

今は名物茶入の写しが名物裂の仕覆つきで販売されていますが、

昭和40年代にはありませんでした。

 

デパートの茶道具売り場で丸い茶入に一目ぼれ

ボーナス半分つぎ込んで求めました。

高取十二代八山の茶入

 

仕覆は付いていません。

道具屋さんに頼み、仕立てもらいました。

 

裂地に格があるとも知らず、好きな間道を選んでしまいました。

名物裂が再現されたつつある頃でした。

 

仕覆は相良間道

 

緞子金襴のお仕覆を誂えましょうかねぇ。

 

 

ある研究会で

正客「お茶入は?」

亭主「伊達家伝来の岩城文琳でございます。」

先生「日本中で何百と岩城文琳がある。」

 

どこの研究会でも登場するのでしょうね。

F会でも「岩城文琳」が出てきます。

うちでも、003さん所有の「岩城文琳」が活躍しています。

 

 

この茶入は

井伊家伝来の唐物「森本文琳」という事にしています。

 

でも、本名は高取焼八山の茶入です。

 

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする