20200604若気の過ち 茶入

2020-06-05 12:18:08 | 道具

茶道のお稽古をしていると、

新しくお点前を習うとその道具が欲しくなります。

 

初めてお濃茶を教えて頂いた時は

茶入が欲しくてなりませんでした。

 

昭和48年に1ヶ月ほど伊賀上野の友人の家に居候したことがあります。

会社が1ヶ月も休ませてくれるなんて、良い社長さんでした。

振り向けば屍るいるい我が人生。

その話は置いといて。

 

伊賀焼をいろいろ買いました。

旅枕花入    これは正解

 

肩衝茶入

 

文琳茶入

唐物も教えて頂いていたので、

丸い茶入も欲しくてなりません。

 

仕覆は付いていません。

帰京してから道具屋さんで仕立てもらいました。

牙蓋が合ってない、箱が良くないとか言われました。

以前は窯元から焼物だけを求めて、

道具屋さんで象牙の蓋、仕覆、箱を誂えたそうです。

 

小さな裂地が貼ってある見本帳を見て裂地を選びました。

紐は合う色をおまかせ。

名物裂が再現されつつある時代でした。

(昭和50年代前半に徳齋さんへ行きましたら○○を再現したと聞きました)

 

唐華文錦

御軾天平唐華文錦に似ていますが、

少々簡略化されています。

 

日野間道

 

宗紗社中の青年部仲間のお茶会で肩衝を使いましたら、

茶入がお茶を食べてしまい人の口に入りませんでした。

回し出しすると、お茶のほとんどが内側に着いてしまうのです。

 

伊賀焼・信楽焼は茶入に向かない!

昔から水指・花入など水をいれる物に適していると言われていました。

(現代では内側をつるつるにした茶入もあります)

 

お稽古場では

濃茶点前の割稽古に使用しています。

紐の結び方、解き方、仕覆の脱がせ方、茶入の清め方

 

一番役に立つのは 仕覆の着せ方

いい加減に入れると横皺ができます。

きっちり引き揚げて、

だぶだぶの既製服じゃないのだから!

 

自分が初めてお濃茶を教えて頂いた時は

小さな湯飲み茶碗で胴拭きの練習をしました。

5客組の湯飲でしたが、

小ぶりなので甥達が使い減ってしまいました。

1個しかないのかなぁ、、、。

 

湯飲なんか捜してないでさっさと片付けよう!

 

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2 コメント

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お道具入手方法 (sofo妙淑庵)
2020-06-06 19:07:42
そうこう先生 コメントありがとうございます。
人数*3.5g入れたお茶はどこへ消えてしまったの?という感じでした。
今の若い方はネットで上手にお道具を買っています。
もし、自分に合わない物でしたらネットで売ればいいのですから、
便利な時代になりました。
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茶入 (そうこう)
2020-06-06 08:24:19
我が家にも信楽の茶入れがありますが、あとで中の抹茶をで出してきれいにするのに苦労します。水で洗って歯ブラシでこそげたり・・・
「茶入れがお茶をたべてしまう」という表現面白かったです。
やはり瀬戸のようなつるっとしたものがいいですね。
返信する

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