深く潜れ(Dive Deep)! キネシオロジー&クラニオセイクラル・ワーク(クラニオ)の蒼穹堂治療室

「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。

「栄養」を補う

2010-05-28 23:45:22 | 症例から考える
最近、治療の中にキネシオロジー的な「問題の釣り上げ」というものを取り入れている。この「問題の釣り上げ」は、項目の中に「霊障」だとか「スピリチュアル」だとか、ちょっとよくわからないなものまで入っているが、全体としては「この患者は、どう診ていくべきか」という大雑把な方向性みたいなものが出るので、それはそれで重宝している。

ちなみに、ウチの患者のおおよその傾向として、「霊障」には仏像や宗教画の写真、「スピリチュアル」には護符が効くように思われるが、もっと一般のキネシオロジーで問題を釣り上げてこうしたものが出てきたら、どう処理するのかは不明である(誰か知ってたら教えて)。

さて、この間診た患者の例。この人は左半身、特に左上肢の違和感を訴えて来ている。この違和感というのは、「自分のものじゃないみたいな感じ」というもので、子供の頃から体の左側についてずっとそう感じてきたという。この人に対しては、フォーカシングによって主に体の左側と対話する、という治療を主に続けていて、以前に比べて左側の「自分のものじゃないみたいな感じ」は改善しつつあるが、まだ上肢を中心に違和感は消えていない。

その日の治療を始める前、その人に対して問題の釣り上げを行った結果、出てきたのは「栄養」だった。ついでにフィンガー・モードでも調べると、PE#3a(食物の追加/除去)が出たので、多分そうなのだろうと思いつつ治療を始める。

いつもの通り、TL(=セラピー・ローカライゼーション:筋反射テストを行いながら体に手を触れ、治療すべき部分を特定すること)や筋肉テスト(筋力テスト)で弱さを調べて、それをピックアップした後、その弱さを打ち消せるものを(ここでもPE#3aが出ることを確認した上で)食品、栄養素の中に探した。

ウチではこいう時のために、食品や栄養素の波動チップやスーパーのチラシの切り抜きなどを用意している。もちろん、あらゆる食品や栄養素を網羅しているわけではないが、大抵はこの中のいくつかがヒットし、不足しているもの/除去すべきものがわかる──のだが、その時はいくら探してもヒットするものが見つからない。

「しまったなー。もう少しチラシの切り抜きを補充しとくんだった…」と準備不足を恨みつつ、それでも見落としがあるかもしれないと何度かチェックし直したが、やはり適合するものなし。もしかして「栄養」という釣り上げそのものが間違ってたんじゃ…と、これも再度確認したが、釣り上げ結果はやはり「栄養」。プライオリティありでPE#3aが出ているのも間違いない。一体これは何だ──??

そのままではらちがあかないので、「栄養」にこだわらず適合するものを広く探すことにした。その結果、出てきたのはチャクラの絵だった。C・W・リードビーターの『チャクラ』(平河出版社)の中のチャクラの絵──。リードビーターはH・P・ブラヴァツキーやオールコックらと共に「神智学協会」を旗揚げした草分けの一人。この絵はそのリードビーターが自ら霊視したチャクラの姿を忠実に再現した、という優れもので、これまでも治療で何度となく世話になっている。が、しかし、これが「栄養」か?

試しにそれを患者の体の上に置いてみると、弱さが消える上、釣り上げからも「栄養」が消え、PE#3aも消える。患者に聞いても、フォーカシングによって感じられるものが明らかにいい方向に変わる、と(この時、患者にはフォーカシングしてもらっていた)。で、この絵をどう使うかだが、筋反射テストを使ってマインドで聞いた結果、水に波動転写して飲ませることにした。ま、「栄養」だしね。そして、これによって、どうやら体は必要な「栄養」を補うことができたようだ。

チャクラの絵と「栄養」がどう結びついていたのかは、いまだにわからない。その人の体はそれを「栄養」と認識していたようだ、ということだけしか。だとすると、釣り上げもモードも、施術者はそれを単に字義通りに解釈すればいい、ということではないのかもしれない。それを解釈するのは患者であり患者の体だとしたら、「霊障」や「スピリチュアル」も全く別の意味を持って立ち上がってくることにならないだろうか──そんなことを考えさせられた治療だった。

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7 コメント

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Unknown (nanahoshi)
2010-05-29 02:13:14
素食や絶食の方は、「チャクラから宇宙エネルギーを得ている。」とも言われますし、チャクラは、消化器の役目をするものだとしたら、消化不良の消化器の補強みたいなものでは?

返信する
なるほど! (sokyudo)
2010-05-29 07:51:20
>nanahoshi先生

チャクラにはそんな機能があったんですか! 知らなかったです…。
なるほど、そう考えれば合点がいきますね。
ありがとうございます。
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Unknown (ひろ)
2010-05-30 17:06:29
「こぶとり爺さん」「はなさかじいさん」主人公の真似をして利益を受けようとした隣のじいさんは裏目に出てひどい目に合う
こんな教訓があるにもかかわらず私もC・W・リードビーターの『チャクラ』を注文しました
アマゾンで384円(中古)だったらアリでしょ!
いいことがあるのかひどい目に合うのか楽しみです
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そりゃ出物だ! (sokyudo)
2010-05-30 23:55:11
>ひろさん
>アマゾンで384円(中古)だったらアリでしょ!

そいつぁ出物ですよ。私が買いたいくらいです。買いませんが(持ってるので)。
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初めまして。 (緑の調整師 )
2010-05-31 21:54:20
消化器は第二、及び第三チャクラのエネルギーの詰まりにより消化器官の機能をストップさせます。
(因みにエネルギーが過剰ならば機能坑進します)

人間の栄養素は食物だけでなく、宇宙からくる微細エネルギーをチャクラで肉体に適応出来るレベルに変換され経絡と似たような経路に走行するナーディと呼ばれるエネルギー菅を通して内臓に届けます(因みにこのエネルギーを意図的に遮断すると2日程で内臓の細胞が変性していきます。)


初めに感情から来る、怒り憎しみ悲しみなどのストレスが解放されずに内に抑え込むと、オーラのアストラル体に蓄積され、それがそのまま一つ下のエーテル体にまで降りて行きます。そのエーテル体におけるチャクラは(主要チャクラはオーラの7つの階層全てに重なり合うように存在します)蓄積された感情エネルギーによりブロックされます。


従ってその感情エネルギーによるブロックを取り除けば三次元の肉体に宇宙からくるエネルギー(栄養)を取り入れる事ができる様ですね。
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横レスです (通りすがり)
2010-05-31 21:54:40
初めまして。
チャクラはインド発祥ですね。
よって食べ物に関係があるドーシャの過多や過小に因ってチャクラの回転数が減少する。
その点からもチャクラが栄養に繋がってもおかしくないかと存じます。
大いなる生命学―アーユルヴェーダの精髄 (単行本)
青山 圭秀
くらいしか読んでいないので、当てにはならないかもしれませんが。

それから
バイオフォトン
ブリサリアン
という言葉もあるようです
http://tamekiyo.com/documents/original/20100523.html
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情報ありがとうございます。 (sokyudo)
2010-06-01 00:31:11
>緑の調整師さん、通りすがりさん

情報をありがとうございます。とても勉強になります。
こう考えると、「栄養」一つとってもかなり幅広いものなんですね。改めて目を開かされた感じです。
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