BAR SR

ある時はSRのガレージ、ある時は小皿料理やお酒を楽しめる、小さく狭いからこそ居心地のいい空間を時々開店します。

空き缶で明かり作り

2011年05月08日 16時12分45秒 | DIY

連休期間中、晴天に恵まれた日が多かったこともあって、キャンプに行ってきた方、また、これからの休日に向けてキャンプを計画している方も多いのではないでしょうか。平成23年4月30日朝日新聞の記事で、防災について考え、役立つ“備え”について掲載され、簡単に明かりを得る方法として「空き缶ランタンの作り方」についてのイラストが紹介されていました。

空き缶ランタンに使う道具は、アルミ製の空き缶・食用油・ティッシュペーパー・アルミホイル・ライター・ナイフ。

ナイフで側面を切り抜いて“まど”を作ります。まどは、「小さすぎず、大きすぎないのがいい」のだとか。

アルミホイルで円錐を作って頂点部分に穴を開けて、

撚ったティッシュペーパーの先を、頂点部分に開けた穴から出し芯にします。

食用油は、サラダ油でもゴマ油でも。引火しやすい灯油などは×だめです。50mlの油で、芯の長さを5mmにした場合、約12時間もつようで。
画像のペットボトルの中はサラダ油で、1/3程を缶に注ぎ込みました。そして、芯を出したアルミの円錐を“まど”から押し込んでセットします…

…芯の部分にサラダ油が行きわたるのを待って、点火します。

火の明るさが、缶の内側に反射して明るく照らします。缶の上のリングに針金で結びつけぶら下げてみました。
缶の上部は、けっこう熱を持つので、もう一つ空き缶を連結して湯を沸かすこともできそうです。


さて、この「ランタン」どこで作ったかというと、キャンプ場なんですね。連休中ということもあって、高速道路ではかなりの渋滞に巻き込まれながら、見方を変えると、渋滞を作った一台として、やっと目的地のキャンプ場に到着しました。そして、もう一つ大変だったことは、この日「黄砂」に覆われ、見通しが悪かったり、くしゃみを連発したり…今回のキャンプの目的は“火をぼんやりと見ながらゆっくりと楽しむ”ことで、ランタン作りもその一つでした。夕方から寝る前まで、たき火をながめながらすごせた貴重な3日間でした。