BAR SR

ある時はSRのガレージ、ある時は小皿料理やお酒を楽しめる、小さく狭いからこそ居心地のいい空間を時々開店します。

雨とチャレンジ精神

2013年04月07日 10時21分29秒 | BAR SR plus
春の嵐になる、外出は控えるよう、天気予報でそう言うのだから従いたいが仕事がある。
土曜は「挨拶のため」に出向き、同行する同僚は「謝るため」に広島へ行った。
休日の時間を仕事に使うのは望まないが、もとは短時間だしあっさりした業務のはずだからと。
謝りメンバーの合流決定したあたりから、気楽な出張予定が一転、天気同様に雲行きが怪しくなった。

社内では部や担当が違うとはいえ、取引先からすれば同じ会社、関係ない話である。
前日の打ち合わせで状況の把握・対策など認識した上、出張した当日の土曜は、
よからぬことが起こりそうな空を仰ぎながら、移動の列車に乗った。
新幹線の窓ガラスに付く雨の滴は、前方から後方へ流れる勢いが凄まじい…。
車内の乗客は観光らしいお年寄りと外国の方ばかり。外出を控えるよう報じられても、
予定を決行する人たちか?そりゃそうだろう。

広島では挨拶も問題の謝りも、それ自体は何ごともなく済んだ。これで土曜の仕事は終わる。
少し遅い昼食に入った店でビールを飲み始めると、やはり反省会という名の飲み会になった。
「客先担当者だけ笑みがなかった」とか「謝り言葉がクドい」などと言いながら、
会は入店3時間後に終了した。弱い雨は降るが嵐には見舞われなかった。
地域によっては、今回の荒れた天気による被害が出たようだ。引き続き注意が必要らしい。


さて話題一転。
ホンダはF1活動の決定を対外発表した。再開理由についてはいろいろと報じられてはいるが、
“F1で得た技術の市販車への応用”は現在ほとんどないと言われる。では何のため?
これまで、ホンダがF1活動を行う理由の回答として「レースは人材を鍛える」と伝えてきた。
戦ったレースの結果だけでなく、いろんな成果を出したのはご存じのところだろう。
ある雑誌で触れられた同社エンジニアのコメントを拝読して“人材を鍛える”状況・理由・思い、
外から眺める者ではあるが、少し理解できる気がした。

「モーターレーシングとはきわめて短い凝縮された時間内に、人生における喜怒哀楽が
ぎゅうぎゅう詰めになっていて、1レースするたびに日常では体験できぬ“人生観”を見てしまう。
天国を見てしまったものは桃源郷を追い求め、地獄を見てしまった者は堕落を拒む」


創業~現在も継続する、チャレンジングスピリットに満ちた会社集団の凄さを思い、
GP中継で映るHONDAのロゴを見ながら、特別な気持ちで応援できる日が早く来ないか待ち遠しい。

ここで、身近にいるホンダ好き二人を紹介したい。

一人目。大学時代に創業者の自宅で芝刈りのアルバイトをした友人がいるが、やはり就活第一志望はホンダ。
最終的には別の自動車メーカーに入社したが、ホンダの車が大好きなようだ。
(入社後しばらく、自社製品の購入強制がないのをいいことにホンダ車を溺愛していた。)

二人目。勤務する会社の上司は出身が三重県でホンダ車しか購入したことがないという。
さらに家族の車を含め3台のホンダ車を所有し、今後も別メーカー車はありえないらしい。どんだけ好きなんだか。

私自身については…車もバイクも縁はないが…自宅にはホンダ製品がある。

 

ガス発電機。給湯設備としてエネルギー効率よくコトコトと働いてくれている。
こいつにはホンダのエンジンが内蔵されているのだ。赤い[HONDA]ロゴがうれしい。