BAR SR

ある時はSRのガレージ、ある時は小皿料理やお酒を楽しめる、小さく狭いからこそ居心地のいい空間を時々開店します。

直球のおいしさ・手作り餃子

2011年05月02日 13時24分19秒 | food

今回、BAR SRでは手作り餃子についてお伝えします。画像の餃子おいしそうでしょ。
“手作り”って、「めんどうで大変そう」となりがちですが、餃子は簡単にできる、と思います。ここで、普段私は料理を勘を頼りに作っていてるため、購入した餃子の皮30枚入り(大判)のパッケージに書かれているレシピを転記します。<材料>豚挽き肉200g、白菜500g、にら1/3束、ニンニク少量、生姜少量、<調味料>醤油大さじ1、胡麻油大さじ1、日本酒小さじ2、塩少々、うま味と調味料少々、と書かれています。
では、作り方を…。春です。新鮮な春キャベツがスーパーに並んでいますので、白菜ではなくこちらを使います。ニラ、モヤシも購入しました。牛・豚の合挽きミンチがお値打ちでしたので購入します。ニンニクと生姜は自宅にあるものを使います。さらに、自宅には新鮮なシイタケ、ニンジンがありましたので、これらも加えます。調味料には醤油、コショー、日本酒を適当に。うま味調味料としてこぶ茶の粉末を適量加えます。胡麻油は焼きあがりの最終段階での使用だけとし、具材と共に混ぜ込んで使いません。
初めに、春キャベツ、ニラ、モヤシ、家にあったシイタケとニンジンはそれぞれ少量をみじん切りにし、水分を出すために塩少量を加え混ぜ込みます。浅漬けにならないように塩は少なめに。塩加減が心配ならば、口に含んで確かめると安心できます。水分調整を待つ間、合挽きミンチを別容器に入れ、調味料の醤油、コショー、こぶ茶粉末、日本酒、すりおろしたニンニク、すりおろした生姜を加え、手で混ぜ粘り気を出します。ニンニク、生姜はお好みで増減してください。私はニンニク増としました。塩は野菜の水分を出すために加えたので、ここでは入れないことにしました。水分を切るために“ぎゅぎゅー”っと絞った野菜を調味料を加えた挽肉と合わせ、しっかりと練りこみます。
餃子の具を皮で包みます。「こんな風に包んでください」って書いても、この工程、個性さらには性格が出てしまうんですね、頑張って包んでください(はい、エールを送ることで説明の簡略化です)。


フライパンにサラダ油を敷いて焼きはじめます。画像のように並べると、焼きあがりの際にきれいにお皿に移せます。ここで、ポイントは、少し隙間を開けてフライパンに並べます。そうすることで、餃子同士がくっついたりせず、均一に熱が通ります。それと、餃子にぱりぱりした“はね”を一つ一つにうまく付けてあげることができます。


フライパンに接した面がこんがりと焼き色がつき始めたら、片栗粉小さじ2(パリッと感は片栗粉に軍配、小麦粉でも可能)を150mlの水で溶いた“はね”のもとになる液を流し込みます。餃子の1/4程度がこの液につかります。レシピでは、1/3程度つかるようにと書かれていることが多いのですが、私は少なめにして水分蒸発の時間を短くなるようしています。ここで、フライパンに蓋をします。火加減は中火です。


水分が蒸発が進んだところでフライパンの蓋を開け“はね”の周りに胡麻油をぐるっと一周加えます。水分が蒸発し、パリッと仕上がるのを待ちます。


焼きあがりました。フライパンの上に画像のように皿を置き、“くるり”と返し餃子を皿に移します。やけどに注意しましょう!


完成です。好みの分量で醤油・酢・ラー油でたれを作って、おいしくいただきます。
「BAR」なのになんで餃子やねん、と関西弁で自己突っ込みを入れます。変化球としてどうですか?いえいえ、直球のうまさです。ビールがすすみますよ。



続・新緑の季節

2011年05月02日 08時09分04秒 | SR maintenance

ゴールデンウイークの初日、リフレッシュ整備を完了したSRを受け取るため、バイク工房 Green Teaさんに出向きました。
こちらのショップ、今や全国のSR乗りにとって名の知れた存在となっていて、腕の良い整備や豊富な専門知識を頼り、遠くは広島や名古屋からも京都南部にあるショップに訪れ、店主の明るくて丁寧な人柄に引き付けられた幅広い年齢のSR乗りが集まります。
さて、今回の点検の結果は問題はなし!例えると健康体とのこと。各部の整備調整、消耗パーツ交換やエンジンにフォークのオイル交換を行いました。安心感とSR本来の乗り味に加えた風味を楽しむため、京都南部と大津市の山間を抜けるルートで琵琶湖に向けて出発しました。
青空のもと、しばらくすると京都南部の茶の産地に差しかかって、きれいな畝をながめながら走行していると、それまで暖かい一日を予感させた太陽は不機嫌そうな雲に隠れてしまい一気に気温が低下、その後、山林箇所ではシールドに雨粒が…。「山の天気をなめるな~」って声は聞こえなかったけど、その雰囲気を味わいながら走行を続けて、下りに差しかかった頃には雨も上がり、琵琶湖の東側湖岸のコンビニに滑り込みました。温かい缶コーヒーを飲みながら見たものは、瀬田川と琵琶湖の境界とする看板。コーヒー片手に瀬田川と琵琶湖を行ったり来たり楽しませてもらいます。そうです、どっちに行っても見える景色は変わりませんけどね。
しかし、これは“責任の所在を明確にし、管轄する組織のための”看板にしか見えませんね~。


北側をながめると、比叡山が見えます。まるで冬の景色のようですね。その手前右に見える橋が琵琶湖の東西をつなぐ近江大橋。


今回、リフレッシュ整備のフロントフォークオーバーホールと併せて、次の2点をカスタマイズしました。一つめは、フロントシャフトを中空の軽量なモノに交換しました。画像は、坂本製作所さん(SR乗りの皆さんはご存じのとおり切削パーツで有名)の加工による製品で数量が限られてましたが、運よく入手できて取り付けました。そして次は、フロントのスプリングをWILBERS社のSR専用に生産されていた製品を取り付けました。この製品は純正や他社外品に比べ自由長がし少し長いのが特徴です。そして、フォークオイルは15#を入れ、メリハリのあるダンピングを狙いました。ノーマルスプリングと10#のこれまでの組み合わせと比べ、通常走行で3Cm程度沈み込みが少なくなっているようです。リアショックはすでに外品へ交換しています。今回のフロントに合わせてダンピングとプリロードを調整し様子を見ることにしました。


…帰宅しました。テレビは久しぶりの明るい話題を伝えています。ウィリアム王子の結婚式を祝うのに、焼酎はないよな~と、いま画像を見ながら思ってます。この日、ご近所にいただいたタケノコで作った料理を肴に、これもいただいたミツバで香りを付けたお湯を加えたそば焼酎を楽しみました。この組み合わせは絶妙です。画像パーツは、取り外した、純正のフロントシャフトです。前記の中空シャフトとならべた画像があるといいのですがないのですね~またの機会に。

さて、BAR SRでは、“飲んだら乗らない、乗るなら飲まない”を当然のことであり厳守するものとして開店しています。