鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

読みたいけど読めない本

2011-08-03 20:51:43 | 
読みたいけど読めない本がある。

まずは「フィナーレを迎えるキミへ」。

本の紹介で既に号泣でした。
でも大切な事、伝えたいことがきっとあるんだろうなって
そう思って手にとりたい半面、
怖くて読めないのよね・・・。


もう1つはもう、ほんっとーに怖くて読めない。
(ホラーでないよ)
「長い長いさんぽ」。

大好きな須藤先生のマンガ。
ゆずという猫と出会ったころの本を読んだのが
随分昔。
トイレは覚えないし飼い主の顔はすぐ忘れるし
相当なおバカで愛くるしい猫。
「ゆんたん」と読んで愛でる飲んだくれ漫画家(笑)。
猫のためなら締め切りもぶっちぎる。
そんな関係が微笑ましくて平和で、大好きなマンガでした。

書店で、この本の表紙を見た時に
「ゆんたん長生きしてるんだね♪」なんて思って手にとったから。
そんな入り方だったから。
「ゆずと最後の日々」という帯を見て
思わず手を離してしまった。

須藤先生は後悔してるらしいです。
これをマンガにしたことを。
誰からも愛されていた自分の猫の死をけじめとして描いたけど
飼い主が立ち直れるに十分な年月を経た後でも
この本に出会って読む人は、新鮮な悲しみにくれさせてしまうと。
「私にとっては過去だけど、読む人にとっては今なんだよね」
あたいの大好きなくるねこさんとの対談で
そんな事を言ってました。

今年の夏休みは7日。
カムイといるので今年はどこへも出かけません。
沢山読む予定の本の中に、
これらを入れるか入れないか。
未だ悩み中です。