秋

北海道の秋は早く、そして深い。


朝６時の風景。

朝陽がもう、秋の色をしている。

秋に思う曲は何でスカ？
あたいはね、サイモンさんとこのガーファンクルくん。




秋って感じがします。

しばし唖然

カムイは走るのが好きなので
猫じゃらしも遠くから狙ってくるパターンが多い。
そして猫じゃらしつかまえて転がったり噛んだり
咥えてどっか持ってくのがオチ。

さきほどカムイと遊んでいて。
多分、何かのスイッチが入ったのだろう。
急に「にゃあ！」と鳴いたかと思ったら
今まで見たことないくらい高くジャンプして
ガラステーブルの上に落ちて
派手にチューハイや鏡をふっ飛ばした。

缶から絨毯へ流れるチューハイを見て
しばし唖然。
カムイは「しまった！」みたいに一瞬腰が引けてひるんだ。
流れるチューハイを拾うことを忘れて
水たまりになったその砂糖と炭酸の入った酒を見て
思わず爆笑しちゃった！
カムもチューハイだらけじゃん(笑)！
アリンコにたかられちゃうよ！
しっぽ太くしてちょっと離れたところで
もじもじしてる。
ははははははは！自分で自分に驚いてる感じ。

カムイを抱っこして「びっくりしたねー」って撫でる。
ゴロゴロいって顔をすりすりしてくるカムイ。
ふふふ。
チューハイが半分以上も入ってるのに
ぽーん！って飛んでったよ。
カムも飛んでた(笑)。
不思議な光景で、面白くて未だ含み笑いが出てしまいます。



びっくりしたね。

ちょいと

カムの口臭が酷くなってきた。
歯肉炎も患ってるとはいえ、家に帰ってくるたび
「う・・・」と思う。
顔を見たら匂いなんて忘れちゃうんだけどね(笑)。
週末は歯ブラシ、買ってみようと思いました。
歯磨きおやつじゃ追いつかないのは
主食以外がどれも柔らかいものだからでしょうな。

ま、でも確か
うちに来たばかりも凄い匂いさせてて
あたいは具合悪くなったんだっけ。
最近調子良かったってことかなー。
今日は調子悪いのかな。
そういや目やにが多いですね。

さてそんなカムイ。
PCの前にいると背後でじっと待っています。
時には狙った姿勢で気が付いてくれるまで待ってます。
それに気付いた時に愛くるしさと可哀相さがミックスされて
「遊ぶか！」と猫じゃらしもって近寄るの。
カムイは居間へあたいをいざなって、
何度もあたいの顔を振り返りながら案内してくれるくせに
あたいが猫じゃらし降り始めたら

窓の外見てるの。

どう思う？
「よーし！」って思いっきり猫じゃらしふって
なんか来ないなーって思って振り返ったら
窓の外見てんのよ。
それ、さっき３回くらいやられたわ。

読まなきゃ良かった

映画と原作は違うようですが
あたいは原作の方を読みました。原作はマンガです。

「星守る犬」

こんな悲惨な話があるのかと、読後感は最悪だし
父親も犬も可哀相すぎて吐き気してきたし
変な話、伝えたいことの半分もあたいには伝わらなかったです。

会社勤務でこつこつやってきたサラリーマンが
持病が発覚して働けなくなった途端に
妻に離婚される（これってどうよ、世の中の妻）。
その後飼っていた犬と共にホームレス生活をして
持病が悪化して
最後は目も見えなくなって
そして死んで、ウジがたかって
犬がそれでもその亡骸と一緒にいるのだけど
最後、キャンプか何かに来てはしゃいでいる家族連れを見つけて
自分のかつていた家庭と錯覚して
大喜びでその家族に走って行ったら
野良犬だから危険、ということなんでしょうが
その家族に（父親に）殴り殺されるっていうね。
血を流しながらその場から去る犬がまた、可哀相この上ない。

最後にあの世で飼い主である「お父さん」に会えてもさ。
こんなのってあり？って思うわ。
あって良いハズが無いじゃないかって憤るわ。

映画では綺麗なラストみたいだけど。
犬が病気になった時、あるだけの荷物を売ってお金を作る「お父さん」が
別件で助けた男の子に財布ごと盗まれて
いよいよ人の捨てたものを食べて生活するようになるくだりや
それ以前に家庭の為に頑張って働いてきた夫を
病気になっただけで子供連れて離婚する妻っていうのも驚きで
世の中はこんなに酷い人間しかいないのかと思う内容。

はー。あまりに残酷な話。