そらいろ

旅とアートの雑記帳… 旅・自転車・写真・音楽・陶芸など身近な話題を気の向くままに…

ホーチミン街歩き ① プロローグ

2013-01-04 | 旅行

 すべては、「水曜どうでしょう!」のDVDを借りたところから始まりました。大泉洋君とミスターこと鈴井貴之君が50㏄原付バイクでベトナム縦断1800キロの旅に挑戦した、あのテレビ番組に感動し、これは自分も、かの地に飛ばないと…と心弾ませたのでした。

 そして、どうせ行くのなら、アンコールワットもセットにしてということになり、2011年秋、ホーチミン→シェリムアップ→ハノイの3都市巡りに出かけました。
 
 この国々には、戦争の傷跡がいまだに癒えないというイメージがありましたが、カンボジアは諸外国の手を借りながら産業化を図ろうとしている段階、ベトナムの方は戦後復興から経済発展に向けて大きく成長しているという印象を受けました。

 さて、これが初めてのベトナム旅行 … 見聞が広がることが楽しく、灼熱のアンコールワットもとても素晴らしいものでした。しかし、事件はその最終日のハノイ市街で起こったのです。

 「あれ?ない…カメラ…え?ウソ~   スラレタ~~!!」

 雑踏の中のできごとでした。善良な日本人程、この手の罠に落ち安いのでしょうか。最終日だけに、そのカメラにはたくさんのお写真が入っていました。カメラはともかく、SDカードだけでも返して欲しかった…。
 
 自分は絶対にこのような被害には合わないと油断していたのかもしれません。いえ、貧しいこの国でたくましく生きている少年たちをハナから信用していたのでした。
 
 実は、この時すられたカメラはコンパクトデジカメの方で、もう1台一眼デジタルを持参していました。ただ、スナップ写真はコンデジで、ネイチャーは一眼でと撮り分けていたので、人物があまり映っていない画像だけが手元に残りました。

 その中から、アンコール遺跡群はこんなところでしたという写真です。






 遺跡を巡るごとにたくさんの子供たちが観光客に近づいてきます。いろいろと感じさせられるところもあった旅行でした。(この時のことは、またいずれかの機会にページを割きたいと思います…)

 でも、悔しい、このままでは… (話は戻ります)
 ということで、「ベトナム、リベンジ!」の旅をその半年後の2012年6月に決行するに至ったのです。巷でのベトナム雑貨ブームの影響も受け、今回はホーチミンだけに絞り、じっくりと街歩きすることにしました。ちょうど、友人たちとも日程が合い、四人での旅となりました。

<ホーチミン市内を見下ろす>


 次回から数回に分けて、当時を思い出しながら書いていきます。



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