そらとうみとりくと

初めて一緒に暮らしたそらがお空に帰り、その後ポメキーちゃんを迎え、うーたんと穏やかに暮らしています。

ありがと、バイバイ

2018年04月15日 | かーたんのこと

平成7年10月30日
3,922グラムのビッグな男の子が生まれた。

先に双子を授かって、育児は大変だったけど
大きくなって、少し余裕もできて
この子たちがいっぺんに巣立ったら、寂しいなぁ。
でも、不妊治療して授かったんだから
3人目は無理かなぁ、欲張りだよねとあきらめて数年。

お兄ちゃんとは6つ離れて授かった末っ子。

だから可愛かったー。
女の子がよかったでしょ、残念なんて
ひどいことを平気で言う人もいたけど、そんなの無視。

その存在そのものが愛おしかった。
こちらの心の余裕を見透かすように
手のかからない育てやすい子。

よく飲み、よく眠り。
家族みんなで可愛がったせいか、ニコニコといつも笑顔。
のんびり、おっとりと育って182センチ!

周りはみんな都会に行きたがるのに
大学も就職も地元がいいと言い張って。
でも願い虚しく、配属先は仙台。
そんなもんよ。
だったら、まじめに公務員試験でも受ければよかったのに。

去年の春、早々と就職が決まって
「あと1年か」と思ったけど
考えると寂しくなるし、何よりゆうにぃの披露宴に始まり
HARUちゃんの妊娠、出産
そしてお義兄さんの葬儀とバタバタと時間が流れ
ありがたいことにふかーく考える暇はなかった。

いよいよなんだなーと覚悟したのは
研修に行く準備に入ったころ。

じわじわと寂しさ。

「心にぽっかりと穴があく」と言われるけど

それを実感したって感じかな。

でも今が本当の巣立ちの時。

上手に子離れしないとね。

 

今朝はあいにくの雨。

 

さぁ、行くぞ!

 

 

寮だから大したものは必要ないと思っていたけど

思ったより、荷物が多くてぎゅうぎゅう詰め。

 

そら、変な格好で寝てるよ。

 

着いた〜。

「ここかぁ」と言う表情のとーたんとそら。

 

うーたんは自由に散策中。

 

まずは回るお寿司で腹ごしらえ。

 

そしてどこにでもあるお手軽な”お値段以上”のあそこで

カーテン始め様々なものを購入。

 

チャリンコもあったほうが便利よねとホムセンで。

 

みんなで一生懸命組み立てて

なんとか、寝られるとこまでこぎつけて

「じゃあね」と別れてきた。

できるだけさりげなく…

友だちは、秋田までわんわん泣きっぱなしだったって言ったけど

さすがにそれはなくて

ポロポロ、しくしくと1人ひっそり泣いたよ。

多分、1人なら

止まらないほど泣いたかも。

 

くっついて、ぐっすり眠るそらうみ。

あなたたちはずーっとそばにいてね。

コメント (8)
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