最近、新聞でこんな記事を見つけた。
ほんと、ほんと。
そうだよね。
私もよくそんなことを考えていた。
老いるってきれいごとじゃないもの。
父が施設に入って、急激に衰えていく頃
そらも老いが目立ってきて
「これはそらと父と長生きの競争だな」と思ったけど
結果、父は早々と敗退。
虹の橋をさっさと渡って行った。
多分、家族と暮らせない、会えないことが老いを早めたんだろうなと思う。
そらは私たちといられる分、幸せだね。
何の気負いもなく、ただあるがままに生きる。
ご飯をおいしく食べ、気が向けば室内をゆっくり歩く。
そこでどてっと寝ちゃったり(笑)
仲良く、もふもふ。
あるがままに生きて、穏やかな時間をずっと過ごそうね。
さて、我が家のおカイコ様。
先月15日に繭になってから、ずっと音沙汰なし。
このまま羽化できないのかなと思っていたら
そらのお誕生日、気付いたら孵ってた。
翌朝もちょっと目を離したすきに
羽化した日だけ、やたら元気。
かわいい!
全部羽化したら大変と糸取りに挑戦したけど
うわーっ!
こりゃ大変。
手動では腱鞘炎になりそう。
ワタシ、くじけた。
カイコガになるのと、繭のまま糸を取られるのとどっちが幸せかなーって
ずっと考えてた。
卵を産ませても、その後お世話しないならそれもね。
どっちもニンゲンの都合だよね。
雪太郎さぁ〜ん♪
ネモフィラ、発芽したよ。
このまま凍らせないように
うまく管理しないとね。
私も読んだよ、その記事。
老いへの道しるべ。
クーたんの場合は、老いてもきてたけど病気。
もう食べても自分の体が受けつけないのを悟って、
食べずに、それでも、頑張って自分でトイレには立って。あとはずっと穏やかにスヤスヤ好きな場所で寝ていたわ。なんとか食べさせたいと、食欲増進剤を飲ませたら、嘘のように食べて、、そしてすぐに嘔吐下痢。
しまった!と思った。
クーたんは、死の準備をしてるのに、薬で操って辛い思いをさせて猛反省。
私も、もし病気で食べられなくなったら、それを受け入れて穏やかに枯れていきたいなと。痛みがあったら、それは薬でどうにかして欲しいけどね。
蚕さん!糸を取るのはどうするのかな?と思ってたけど、やっぱり大変なんだ!
そして、おお、羽化したのね!
そうね〜どっちが幸せか。羽化しても1週間の命。卵産んでもね育てられないよね。どちらにしろ、ありがとうと感謝かな。
風の谷のナウシカに出てきてもおかしくないフォルムだわ。
この命と、根気のいる製糸によって、絹の布地が出来ているのねぇ。
手持ちの着物、大切にしなきゃ。
着なくなった物は解いて洋服にしたりして、擦り切れるまで使おう!
犬猫ってさ、どう生きるか、どう死んでいくかのお手本を見せてくれるよね。
彼らのように、生に執着しすぎることもなく、自然に老いて、自然に死んでいきたいって思うわ。
あ、ネモフィラ発芽おめでと!
やっぱり読んだか。
私も常々思ってたから、ほんとにそうよねと共感。
ゆったりまったりあるがままに過ごすそらに
自分の行く末を思ったわ。
そういうこともあるよね。
食べてくれさえすれば、元気になると信じているから
どうしても頑張っちゃう。
私もそらにそういう日が来たら(まもなくかもだけど)落ち着いて準備を手伝ってあげられるように…
カイコガ、もう4頭(4羽?)羽化しちゃった。
糸は諦めたから、羽化できるだけさせて、あとはそのまま見送ろうかな。
すごいことよね。
蛾になる前に糸が取れる。
しかもそれは丈夫で美しい絹糸。
そうだね。
シルク製品は大切に使わないとね。
そうだよね。
ニンゲンと暮らすようになった犬猫は
闘ったり、餌を探さなくていい分穏やかになって
自然に任せて、まったり生きてるんだよね。
私もかくありたし(まだまだ煩悩の塊だけど)
ネモフィラ、頑張る!