今日は、前回書いたパニック障害についての続き
3年前に結婚してからすぐに、心療内科に行った
初診の時はドキドキしながら行ったけど中に入ると体格のいい、ひげ先生がいた
何から話していいのか症状がたくさんありすぎて困ったが、思いつくまま先生に話した
ひげ先生は、ちゃんと話を聞いてくれて理解してくれた
「辛かったねー、でも絶対治るから大丈夫だよ」と、その一言で泣いてしまった
もっと早く、ひげ先生に出会えてたらと今でも思う
その日から、パニックの薬を2種類ほど毎日飲みつづけた
そして2週間に1回の診察
予約になっていて、30分はひげ先生と話す
治療をはじめて2ヶ月ぐらいで結婚式をした
人前に出るしドレスもキツイし、息苦しくならないだろうか?発作はでないだろうか?と不安だったが、ひげ先生の「楽しみなさい」という言葉を信じた
前の日は緊張と不安で過呼吸ぎみだし、夜もあまり眠れなかったが当日になったらバタバタ忙しく、みんなの顔を見たら楽しくなってきて、花嫁がこんなに笑っていていいのか?!ってぐらい笑いすぎていた
ただ、ダーリンのギターを弾いての歌が余興であったのだが、1人ひな壇に残されている私は、前半のはしゃぎすぎた疲れが出て、じっとしているのが辛くなってきた
しかも、ダーリンの歌が長くて1番だけにしておけよー
私は逃げ出したくなり動悸がしてきた
結局、歌が終わって次の余興の間に抜け出してラクになったんだけど
まあ、みんなにもバレず無事終わったのでよかった
薬を飲んでも調子がよくなっているのかどうかはわからなかった
ただ、少し眠いかなー?みたいな
診察では1番に、「車に乗って普通に運転したいんです」と訴えた
どうしても、発作がでるのでは?と恐怖で運転がままならないのである
実際車を運転すると、不安感が先に出るので発作を我慢しながらの運転になってしまう
だから、長い距離はもちろん、近くても怖くて辛いのである
が、昔は運転が好きだったので普通に運転ができないのが辛いのだ
田舎なので車移動は必要だし
するとひげ先生は、「車がそんなに必要かい?近くのスーパーとかには行けてるみたいだしさー、今のところそんなに車が重要な物ではなさそうだけど」みたいなことを言われた
まあ、そういえばスーパーまではなんとか行けるし専業主婦で仕事で車を使うわけではないし、そんな焦って車を運転したいとおもわなくてもいいのかなーって思った
ひげ先生のカウンセリングは、こんな感じで私がこうしなくてはいけないのでは?っと思っていることを、もっとラクに考えてもいいんじゃないの?って感じに堅くて辛いヒモをゆるくラクにしてくれるのである
今回はこのへんで
次回また治療の続きを