
先斗町歌舞練場の《尾上流》の
舞台が 終わりました
まだ 《箏 三絃》の舞台が 再来週に控えてますが
当日 前夜迄の小雨も 何とか上がって…
いやぁ~大変どした
舞台出る迄の『労力』は八分で
本番が二分ですね
朝早くから『付き添い?』をしてくれた旦那さまは…
一部の 芸妓さんの舞い見た後なので
二部の私の舞いを見て
「色気がない!」たら
「男の踊りや!」たら
「もっと尽くさんから『女』が抜けとる!」たら
好き勝手言いながら
家へ戻って来てからも
パンフ見ながら
「この芸妓さんと この芸妓さんが良かったわ~」とデレデレ
ソウルのヒルトンに泊まった時も そうでしたけど
《ミスコリア》の選出パーティをやって居りまして…
暫く ロビーで見てたのですが
次の目的地へ行くべく
エントランスへ出ても
「ミスコリア…」と振り返り 振り返り
前へ進もうとしません
私は キレてしまい
「ええ加減にしいや!」
ヤキモチからでは無く 出た言葉です
小さいオッさん
芸妓さんや ミスコリア…
誰が相手してくれますか?
態度デカイ 私と居るからこそ
《見栄え》のするの わかってません
そやけど 横でフテ腐れて
コタツで寝てる顔見てたら
悪い事したなぁ~と
芸妓さん見て デレデレしてたんは
ホンマですけど
私を撮るアングルを色々 考えてたそうです
でも それも この人の《一流の言い訳》なんですよ
「ホンマ ええもん 見させて貰ろた」の連発ですから
支度の為の 大きな荷物も
前日 私自身で搬入しましたし…
朝早く 特急電車の中 オニギリ食べて
チョイナ チョイナ
帰りは 近くのレストランでビールで
チョイナ チョイナ
自宅 戻ったら
私の楽屋弁当 知らない間に平らげ
チョイナ チョイナ…
でも 私が お客様の お見送りをして
お家元様と お師匠様 門人達と
《三本締め》した後
「活気ある ええ会やったなぁ」と言葉がけしてくれ
色々《大変やった一日》を
労われた気がしました
朝早ようから 遅うまで
待って居てくれて おおきに
ウチも あんさんが居てくれるから
《偉そうに 》出来るんだっせ?
何年か後の 次の会の時も…付き添い…
や のうて
《支度金》
宜しゅう お頼の申します
