Hotelを チェックアウトしました
まだ暗い 殆ど 人通りもない
海外旅行 一人旅の帰りは
空港迄 タクシーが多いのですが
Hotelの方に「時間がかかる」と反対され
地下鉄で 空港迄 行く事に…
駅付近…
コチラへ来る時に地下鉄で来たのだから
帰りも楽勝と考えて居りましたが…
違った
駅案内地図が 途中迄しかない
私の全体地図も スーツケースに
しまい込み…
確認の為 駅員に尋ねてみた
これが 大変な事に…
私は 時間かかっても
乗り換えの少ない方法で 行きたかったのですが…
要は 早く空港に着ける乗り方を教えてくれたみたいで…
乗った地下鉄が 段々田舎駅と行き…
降りて引き返すのに リフトの無い所で
重いスーツケースに
両手一杯の荷物を 一段一段 階段を降りて
又登り…
各駅 必ずリフトがあるとは限らない
イギリスの地下鉄…本当 涙目でした
そんな私を不思議そうに見ている
オジさん…
「お前は どっから来たんや?何処へ行くんや?」みたいに話しかけて来て
空港へ行きたいと事情を話すと
先の駅員と一緒の説明
折角 ホーム階迄 上がって来たのに
又 戻った方が良いとの指示
私は 途方にくれましたけど…
さっきエライ目に遭ってるので
《自己責任の国》
その オジさんに
「そんなん 着かへんやん」と日本語で云って
ホームに入って来た電車に 乗りました
日本語で悪態…スッとします
何も 英語にする事ないですからね
でも この電車も 何か変
誰も 乗ってない
向こうの方に アジアの女子学生が居たので聞いて見た
元駅へ戻りたいと…
やっぱり コレも違ってた
乗り換えをしないと行けないそう
荷物が重過ぎて リフトのある駅を教えて欲しいと云うと 幾つかチェックしてくれました
聡明で親切な学生さんでした
私が パニックになって 違う駅で降りようとしてたら 笑いながら
「次の駅ですよ〜」
やっと 元駅
《迷ったら 元へ戻れ》ですね〜
ヒースロー空港…
間に合うかな ギリギリ
ブリティッシュエアウェイズ
《British Airways》
トラブルがあったとかで 出国審査の後
一時間以上 待たされましたけど…無事
乗れました
さようなら…London
もぅ来れないかも知れないけど…
いえ!来年 旦那さまと来ます!
一人でも来ます!
帰国日は サバイバルでしたけど
良い事も 難儀な事も含めて
旅は人を 成長させてくれます
Hotelから掛けた電話代が高いと
文句を云って居たら
空かさず 側に来て 「何か困ってるのなら
お助けしましょうか?」と
笑顔でフォローしてくれた
私の愛する香港の航空会社
キャセイの男性パーサー…
とても 嬉しかったし
格好良かった〜
それで ヘルシンキ乗り換えで
例のムーミンショップへ寄ろうと思って居たのが…
乗り継ぎ便が 既に到着済みなので
スグに乗る様にと急かされ
結局 又もや 寄れなかった…
フィンエアーに乗ってから
やっと《安堵》が…日本へ戻れる
そんな理由で
機内免税品の本を見て居て 来る時も気になったミィ〜人形を買いました
日本のヌイグルミ的なモノを想像してたのですが
本体は キュートで なかなか宜しい
フィンエアー…お世話になりました
もう 旅も終わり
終わりは 始まりですね
旅の お土産
免税店で急いで購入した
旦那さまの スコッチウイスキー
最終日…
もう一度行く予定だった《ビッグベン》
多分…別れが辛くなるので 行きませんでした
十九歳の頃は 多感で…
《イギリス》のワードが 夢を与えてくれました
イギリスの作家物を読み
ミニチュアハウス ロッキングチェア
タータン…
おばさんになり過ぎましたけれど…
心は 《あの時のまま》でした
旦那さま…夢 叶えてくれて おおきに
私の前に そびえ立った 大きくて荘厳な
ビッグベン
小さいけど…
どこか あなたに 似てましたよ