精子検査で「大丈夫」だったら、男の役目は終わり？！③

こんにちは！
米沢駅前 漢方・林鍼灸院の林宗太郎です！ 

今回のエントリーも以前の続きになります。
ぜひ前回をお読みいただいてからごらんくださいませ。
　↓

　その①

　その②

前回までのエントリーで

１.精子数　

２.運動率

３.奇形率

この３点が良くても安心できませんよ？という注意喚起をしました。

というのも男性側には「精子DNAの破損」の懸念があるからです。

精子の外見だけを頼りにした今までの検査で「精子はOKだから」という

検査結果で安心してしまい、お手当が遅れてしまう事があるからです。

大切な周期と妊活資金を無駄にしてしまっては大変です。

なぜココまで精子DNAの事を言うかといいますと・・・

★衝撃の事実★

女性の妊娠初期１３週くらいまでに起こる「染色体異常」による流産の原因。実は50％以上が「精子DNAの損傷」が原因だからです😅

この精子DNAの損傷率を「精子DNA断片化指数」、略してDFIといいます。

DFIが22％を超えると自然妊娠しにくくなり、30％を超えると正常な妊娠

自体が難しくなるとわかってきています。

そして現代日本の男性のDFI指数悪化していると言われています。

ではどうすればDFIを改善できるのか？？そこが知りたいですよね！

★DFI指数をガラッと改善する方法

Ⅰ.座っている時間を減らす

1日のなかで5時間以上座っている時間があると、座ってない人に比べて

30％も精子の数が減少します。そして座っていると血流が悪化するので、

精巣に活性酸素が溜まってしまい、精子DNAの破損に繋がります。

職場でも家でも「とりあえず立って動いて」みましょう！

Ⅱ.食事内容を気をつける

精子を傷つける活性酸素を「消す」事ができる栄養素を摂ることが大事。

ミネラル分・カロテン類・ビタミン類の豊富な食材を毎日食べましょう。

肉や揚げ物、スナック菓子に含まれる飽和脂肪酸は活性酸素を増やすので

減らすのがベターです。

カット野菜、カップサラダ、野菜ジュースは活性酸素を消す能力がほぼ無

いので、野菜はまな板で自分で切った物を使いましょう。

Ⅲ.禁煙する

タバコと名前の付くものはやめましょう！

・紙巻たばこ（普通のタバコ・シガレット）

・加熱式＆電子たばこ（アイコス・プルームテック・グローなど）

・フレーバー蒸気を吸う電子タバコ

・葉巻、噛みタバコ、嗅ぎたばこ

精子DNAを守るのを優先するならこれらはスパッとやめましょう。

不妊治療で通院のたびに受ける奥様の肉体的・精神的ダメージを考えれば

タバコくらい精神力で止めましょう👍

この3点は本当にオススメ（というか必須？！）の改善方法です。

いよいよ次回は最終回・・・「漢方医学で精子DNAをケアする」です

皆様のお役に立てる漢方・自然療法をお伝えします。
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