精子検査で「大丈夫」だったら、男の役目は終わり？！④

こんにちは！
米沢駅前 漢方・林鍼灸院の林宗太郎です！ 

今回のエントリーも以前の続きになります。
ぜひ前回をお読みいただいてからごらんくださいませ。
　↓

　その①

　その②

　その③

今回はいよいよ精子DNAをどうケアするか？です。

病院では男性の精子数減少や奇形率、数の減少など従来の指標を治すために「補中益気湯（ほちゅうえっきとう）」という漢方薬が処方されます。

ところが経験上、補中益気湯がとても良く効いた！というお話を余り聞いた

事がありません。

なぜか？

補中益気湯は補気薬（ほきやく）という働きの漢方で、元気がない、食が細い、疲れやすい虚弱タイプの方の為のもの。

元気があって筋骨通常の方が飲んでも「ん？」という効果しか出なくて当然

なのです。（逆に虚弱タイプの方は効果が感じられます）

しかも補中益気湯は補気薬という＝活動エネルギーの補給が主な役目の漢方なので、従来の指標である運動率などはケア出来ますが、精子DNAの損傷・断

片化という物質の損傷をケアできるか？というと、やや荷が重いというのが実

情です。「気」ではなく「精」を補給できる物が本当は必要です。

　　（もちろん気の補給もだいですよ♪）

★生薬：魚鰾（ぎょひょう）の使用ででDFI指数が改善

2016年の大学附属産婦人科の研究で、DFIが２５％以上の男性１２０人を対象

にした投薬治験があります。

魚鰾を主薬にした漢方薬「魚鰾補腎丸」を90日間投与してDFI指数の変化を調

べたところ、3回の精子検査（30日目・60日目・90日目）でDFIが連続して降

下したと研究発表されています。

しかも勃起障害や性腺機能低下の改善こうかもあり、こちらの有効率は84.5％

だったそうです。

運動率・奇形率・精子数などの従来の検査結果に加えて、DFI指数も下がる、

勃起力も上がるという事で相当に男性の力になってくれるという結果です！

ただ、この「魚鰾補腎丸」は日本では手にはいりません。

ですが類似した処方を準備することでこの問題の回避は可能です。

・魚鰾（イスクラ海精宝）

　　　＋

・独活寄生丸

・参馬補腎丸

などを体質を見て合わせていくとかなり近い処方になりますね。

最後はテクニック的な話になりましたが、もしDFI改善をお望みでしたら

お早めにお問い合わせ・ご相談くださいね！

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