こんにちは!林宗太郎です。
子供のタブレット学習をどうしようかな?と検討を始めると、多くの親御さん達がこの2つの会社を検討されると思います。
★ベネッセ
『チャレンジタッチ』
こどもチャレンジのしまじろう→チャレンジ一年生のコラショ というゴールデンリレーから生み出される安心感。教育界の巨塔ベネッセが運営するタブレット学習システム。ベネッセはママ達の認知が抜群です。
【チャレンジタッチの特徴】
・キャラクターを使った子供が喜びそうなUI
・動く図などをふんだんに使ったリッチな内容
・問題フル音声読み上げなど懇切丁寧な解説
・課題をクリアしなくてもミニゲームで遊べる
・回答はすべて選択式
・オンラインに繋がってないと使用できない
・Androidベースのタブレット本体。反応速度などやや低性能?
★JUSTSYSTEM
『スマイルゼミ』
日本語変換ソフトATOK・ワープロソフト一太郎・ラベルマイティ・ホームページビルダーなどで有名なシステム会社。JUSTSYSTEMは仕事関係のソフト開発会社なので、パパ達からの認知は抜群。
【スマイルゼミの特徴】
・勉強する気を邪魔しないシンプルなUI
・過度な演出を廃したサクサク系の内容
・文字を自分で読ませる事を重視した出題形式
・課題をクリアしてからミニゲームが与えられる報酬方式
・回答は選択式 + 書き込み方式
・親のスマホとメッセージ・スタンプでコミュニケーションできる
・オフラインでの使用可能
・Androidベースのタブレット。本体の性能が良い
教育界から始まったチャレンジタッチと、ソフトウェアメーカーが作ったスマイルゼミでは目指す方向がかなり違いますね。勉強習慣が身についてない子供さんはチャレンジの丁寧さが良いですが、ある程度学習習慣のある子どもさんは、チャレンジの演出や音声解説が「めんどくさい・まどろっこしい」と感じるかもしれません。
あと、見た目でわかる一番の違いは液晶画面でした。
【液晶の比較】
真上から見た図。画面サイズは同じのようです。
斜めから見るとチャレンジタッチは白くなって見えます。一方スマイルゼミは視野角による見え方の変化は少ないです。
かなりモヤって見えてしまうチャレンジタッチ。これはスタイラスペンで操作した時に「紙に書いた様な感触」を作り出すペーパーライク加工の影響と思われます。
スマイルゼミはiPadと同じクリアな見え方です。スタイラスペンでさわるとカツカツという硬質な感じ。ガラスに書いているという感覚です。
照明の反射はこんな感じ。チャレンジタッチのペーパーライクフィルム的な加工が反射にも影響していますね。
操作のキビキビ感や液晶の完成度は、iPadや親のスマホに慣れている子供達ならスマイルゼミの方が良いかな~?という感じでした。