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はじめて不妊治療を開始する時に気をつけることⅡ

2020年03月30日 | 子宝の話し
★不妊治療で避けるべき医療機関とは?

初めて妊活をするなら、最初はちゃんとした医療機関を受診して自分の体のどこが
原因になって「不妊」になっているかを知ることが大切とお伝えしました。

今回はちゃんとした医療機関とは何なのか、どんなクリニックなら大丈夫なのか?
大切な未来を託すための病院選びのポイントをお伝えします。


<病院に行くのは誰?>
妊娠希望のカップルでしたら男女お二人で受診しましょう!
昔は不妊=女性の問題と言われていましたが、現在の常識では女性も男性も
不妊の原因は50%づつと言われています。女性だけの受診はチャンスを半分も
放棄することになります。


さて、初めての不妊治療で避けるべき医療機関というものがあります。
その種類と理由をお伝えしますね。


①産婦人科
産婦人科病院は基本的に「妊婦さん」の病院です。赤ちゃんを授かってからの母
体と赤ちゃんのケアが専門ですので、生殖医療の分野に明るくない先生もいらっ
しゃいます。また待合室で赤ちゃんや子供さんを見る機会が増えるので、メンタル
が不安定な方はますます落ち込んでしまう事があります。

②〇〇〇ウィメンズクリニック
特定不妊治療を行っていないウィメンズクリニックは、主に更年期や欝などのメン
タル症状緩和を得意とする病院が多いので、他の医療機関を探しましょう。
ウィメンズクリニックでも体外・顕微受精の設備が有る病院ならOKです。

③総合病院の婦人科外来
総合病院の婦人科外来も、①と同じく妊娠した後にお世話になる場所です。
「不妊も診ます」という総合病院も中にはありますが、見分けるポイントはやはり
体外受精や顕微授精が出来る施設を備えているかどうかです。

④女性の医師だから安心という錯覚
できれば同じ女性の先生に診てもらいたいというのは人情です。
しかし「女性の先生」にこだわり過ぎてはいけません。不妊治療は医療機関全体で
行うチーム医療です。ドクターの性別はひとまず置いておいて、不妊治療の実績の
良いリニックを最優先に探して受診しましょう。


<なぜ体外・顕微の設備が見分けるポイント?>
体外受精・顕微授精などは特定不妊治療と言います。高度な生殖医療の設備が
なければこの治療は出来ません。ドクターの知識や経験、卵子を育てる培養士
さんなどのスペシャリストが必要になります。おのずと医療機関としての質が求め
られるのです。

反対に、人工授精だけを行っている病院はこれら高度な設備や人材が不要で、医師
免許があればだれでも行うことが出来てしまいます。
そんな背景があるために、一部の知識不足なドクターが不妊治療のガイドラインを
無視して、人工受精を何回も繰り返したり、最初から強すぎる排卵誘発剤を使ったり
して妊娠能力を損ねることがあります。



★子宝漢方と自然療法/自律神経失調症・不安感パニック・更年期

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(初回ご相談時間はおおむね1時間・相談料無料です)






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