JOYFUL JOYFUL 

しあわせで「ある」ための最適解💓

釈迦『ダンマパダ(真理の言葉)』を読む。⑧愚かな人とは?

2024年02月18日 | 釈迦『ダンマパダ(真理の言葉)』を読む。

釈迦『ダンマパダ(真理の言葉)』

 

今日は、 第五章 愚かな人 から抜粋して読んでみます。

眠れない人には夜は長く、疲れた人には一里の道は遠い。

正しい真理を知らない愚かな人には、生死の道のりは長い。(60)


旅に出て、もしも自分よりも優れた人か、または自分に等しい人に出会わなかったら、

むしろきっぱりと一人で行きなさい。愚かな人を道伴れにしてはいけません。(61)



「私には子孫がいる。私には財産がある」と思って愚かな人は悩む。

しかし既に自己が自分のものではない。ましてやどうして子供が自分のものであろうか。

どうして財産が自分のものであろうか。(62)



もしも愚かな人が自分のことを愚かだと考えられれば、すなわち賢い人である。

愚かな人なのに自分のことを賢い人と思う人こそ、愚かな人である。(63)



愚かな人は一生涯賢い人に仕えたとしても、真理を知ることができない。

スプーンには汁の味を知ることができないように。(64)



聡明な人は賢い人に一瞬しか仕えなかったとしても、ただちに真理を知る。

舌が汁の味を瞬間的に知るように。(65)



浅はかな愚かな人は、自分に対して敵に対するようにふるまう。

悪い行いをして、苦い実を結ぶ。(66)



==============================
いかがでしたでしょうか?

 

浅薄な愚かな人は、自分に対して敵に対するようにふるまう。

悪い行いをして、苦い実を結ぶ。(66)

 

真面目な人ほど、

優秀な人ほど、

自分につらく当たる思考や行動を、

ついついしてしまいがちですが、

自分に厳しすぎたり、辛口の批評をしたりするのは、

「百害あって一利なし」なのですね。

それも最近になって明らかになってきたことと思っていましたが、

およそ2500年前に釈迦も言っていたのですね。

 

明日は「愚かな人」にちなんだ考察を書きますね。

 

 

 

 

💓今日も、最後までお読みいただきありがとうございました💓