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東京都知事選私見

2024年07月08日 | ありがとう日記

東京都知事選は、予想通り小池都知事が再選されました。

文字通りの「圧勝」でした。

懸命に選挙戦を「戦って」きた他の候補者は涙を飲んだわけですが、

彼らにとっては皮肉なことに、この「戦う」という姿勢が、

もはや世間から敬遠される時代に突入しています。

小池さんは余裕があって誰とも戦っていませんでしたが、

蓮舫さんや石丸さんは戦う姿勢が過ぎて、演説しているときの切り取られた顔写真が怖すぎました。

 

世間では、もちろん裏ではバチバチに戦っている人はいるでしょうが、

表面的には、身体的のみならず言葉の暴力も良くないこととされています。

世の中はすっかり様変わりしました。

そんな中、選挙活動は旧態依然としたものでした。

陣営や身近な人は熱くても、遠目に見ている大勢の有権者は冷めた目で見ています。

そこに気が付いていませんでした。

 

東京都知事という役割は、メインストリームです。

この人に任せて安心した暮らしが営めるだろうか?

と考えているのが市井の視点です。

エッジの利いた批判や非難ばかりを声高に叫ぶ候補者には投票できないでしょう。

前期には、パンデミックの非常事態が長く続きました。

山手線ががらがらで、繁華街はからっぽで、スーパーで無言で買い物していた2020年。

オリンピックもどこか遠くで静かに始まり静かに終わってしまった2021年。国立競技場の近くを毎日散歩していた私にとってもそんな印象でした。

このようなかつて誰も経験したことのない状況をどう治めるかが、

都道府県知事というリーダーの手腕の見せどころです。

ステイホームという異常な状況が長く続いたので大多数の都民は不安に苛まれていましたが、

小池さんはいつも穏やかに、小綺麗で、安心を与える言動に徹していました。

その一貫した姿勢に、本当にすごい人だなと思いました。

 

2024年、コロナが明けインバウンドが回復して東京もざわざわしてきました。日本を何とかしないと、世の中を変えたい、という思いは募って来てはいますが、

安心・安全で穏やかな暮らしを守りたいという思いの方が勝ったのが、東京都民の総意ではないでしょうか。

選挙結果を踏まえての会見で、敗因はマスメディアの取り上げ方に偏りがあったから、と石丸さんは第一声で述べられましたが、

俯瞰の目で総括して、また新たな一歩を闊達に踏み出していただけることを願っています。

 

 

 

🌟今日も、最後までお読みいただきありがとうございました🌟


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