CERNの加速器による研究には、故スティーブン・ホーキング博士も反対していたと言います。
地球も、宇宙さえも消滅させる可能性を孕んでいるからです。
ですが一方では、今そういう実地的な研究が進んでいるからこそ、人間もそれに備えて急速に進歩しているのではないかとも捉えられますし、不思議な実体験レポートも多数見られます。
都市伝説界隈でよく話題に上る「未来人」は、CERNの加速器の稼働に起因するのかもしれませんし、
乗った電車が発車時刻より早く目的地に到着した不思議体験は身近なところからも聞かれます。
こういうことからポータルは実際既に開かれたと考えられます。が、であると仮定すれば、
あなたには一体何が起きていますか?
気が付いていないこともあるでしょうし、勘違いと揉み消してしまっていることもあるでしょう。
ですがそれぞれに何らかの事象が起きているのではないでしょうか。
『すずめの戸締まり』では主人公の鈴芽がロードムービーの最後に故郷の東北で、
ポータルの向こう側の幼少期の自分に出会います。
そして子供の頃の記憶を呼び覚まし、あのとき出会った母だと思っていた女性は実は今の自分だったと気づかされます。
ポータル体験の具体例ですが、私も先日似たような体験をしました。
一瞬過去に遡るだけでまた元通りの現実があるので、<あれは一体何だったのか>としばらくは意味がわかりません。
震災孤児として孤独と不安と喪失感に苛まれた幼い鈴芽の体験と較べればプチ体験ではありますが、
ポータルを開いて孤独と不安に襲われた過去の自分に会いに行く思いをしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2018年のこと、東京でスピリチュアルな話ができる親しい友達ができて、彼女の紹介でスピリチュアル業界のいろんな人に会いに行きました。自分にもスピリチュアルの仕事ができるんじゃないかと可能性を探るために、許容範囲の料金設定のプチ鑑定や施術のようなものをいろいろ受けて体感検証したり、弟子募集に応募したりしていました。武者修行期間でした。
ですが右を向いても左を見ても上を見ても「できない」か「嫌だ」と感じてしまってどうしてもしっくりくる道が見つからず、八方塞がりになってしまいました。
武者修行は半年から1年程度続けましたが、結局スピリチュアルを仕事とすることはできませんでした。
翌年から美術館で働きテレビ局に通い美術館巡りをする日々がはじまり、時間に追われるようになって武者修行期間のことはすっかり記憶の彼方に消え去っていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そのことを思い出したきっかけは、先週末、霊視個人鑑定2回目を受けたことです。
(1回目は半年前、内容はブログ内で公開しています。)
同じ霊能力者さんから同じセッションルームで同じ時間に受けました。
1回目と2回目でどう違うか。
また、この半年間で自身の内面に一段と変化があったので、それがどう反映されるのか確認しました。
2回目は、1回目とまったく違う内容でした。
高次からのメッセージと助言をいただいたのですが、
どうもしっくりきません。
「この人(私のことです)はこういう人で、こういうことをするといいそうです」
といったメッセージや助言が霊能力者さんを介して繰り出されるのですが、
「こういうことをするといい」「こういうことを心がけるといい」の具体例がすべて、
今の自分がしていることや今心がけていることで、すべて知っていることでした。
あれ?と思いました。
「この人はこういう人」については、自分とはかけ離れていました。
耳を疑い、メッセージの信憑性を疑いました。
ですが鑑定の時間枠内は、
真摯に鑑定に取り組んでくださる信頼を寄せる霊能力者さんの話ですから頷いて聞き一旦は受け入れ、
笑顔で挨拶を交わして扉を閉めてセッションルームをあとにしました。
帰り道もまだ一体何が起こっていたのかが掌握できませんでした。
家に帰って寝て起きて、また寝て起きて、二晩経過してようやく、メッセージと助言の真意を理解しました。
今回のメッセージと助言は、6年前の私に向けたもので、今の私がお手本となっていました。
今の私がしていることを「こういうことをしてください」「こういう風に考えたらいいですよ」
「そういう風にしていたらこういう結果になりますよ」などと語られたのでした。
いわばセッションルームの扉がポータルで、扉を開けて6年前に行き、扉を閉めて現実に帰ってきましたが、
メッセージと助言を聞くことが、
<良かったんだ。これで良かったんだ>
と自分の6年間の肯定になりました。
何度も勇気を出して決断して行動して、飛んで飛んで飛んだ結果今があります。
自分なりに今最高の世界線に来ていることが確認できたのです。
また、6年前の忘れていた苦い出来事も思い出しました。
今はXやInstagramにシフトしているようですが当時はアメブロやFacebookで、
3000円程度の料金設定でスピリチュアルお茶会やプチ鑑定の募集が盛んに行われていました。
そういうのにお客さんとしていろいろ行っていたのですよ。
そんな中、鑑定結果に辛口コメントを伝えた過去がありました。
すると私の辛口コメントに腹を立てたある霊能者が、怨みを抱いて私に呪いをかけてきたのです。
私自身は、正直に話した辛口コメントにそんなに腹を立てて恨むという心理も理解できませんでした。
鑑定結果がどうにもずれていておかしかったからむしろ親切心で「違いますよ」と指摘してあげたつもりで、
何が悪いのかわからなかったのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翻って今回の鑑定です。
今回、「Xで3000円でひとつの相談に答えている人もいて、そんな気軽な方法もありますよ」
と、スピリチュアルな仕事をすることを薦められたのです。びっくりしました。
3000円です。6年で一巡りして同じところに戻って来たようです。
同じところですけれども、内面はすごく変わっているので受け取り方や感じ方がまるきり違いました。
今後スピリチュアルで3000円を支払うことも受け取ることもないでしょう。鑑定を受けることもない。
そして過去に辛口コメントを発したことを痛烈に反省しました。
過去も未来も今ここのひとつところに集約されているという現象を知らずして、何が「スピリチュアルを仕事に」だったのでしょうか?
どんなすぐれた霊能力者さんにも、鑑定にずれがあって当然だったのです。
そしてどんな鑑定結果であっても、気づきを得るのは自分次第ですべては感謝だったのです。
💓今日も、最後までお読みいただきありがとうございました💓