工房猫です。
工房猫の仲間たち。
たまちゃん。最近、部屋の中のダンボールハウスがお気に入り。だって寒いんですもん。
一緒に工房仕事をしようようと誘っても、寝てるんだから!っと出てやきやしません。
さて、弓の話。
弓はピンからキリまでありますが、弓にリングがあるのはご存じですか?
そう、銀色のあれです。高い弓で金のものを見たことがあります。
そして銀色のリングは、毛替え名人でもたまにちょっと壊してしまうことがあります。
前回のハンダで思いだしたのですが、リングはもちろん接合部分があるのです。
その部分が離れてしまったりするんですよね。
前に見習いに居た工房では、その接合がどうしてもうまくいからないから
近所の貴金属ジュエリーの工房にお願いしていました。そしてかくいう無謀な工房猫も
それを習いたい!と貴金属の工房に修行に入りました。二股かけもちです。
おかげて、金のリングを作れるようになったり、すてきな石のはまったリングを作ったり
とても身になる修行になりました。
銀のジュエリーで、接合部分は「銀ろう」という銀で出来たうすい板をバーナーを吹きつけて
溶かして接合します。
上達するには、回数をこなさないとだめですね。ボンベが何本もなくなりました。
工房のおじちゃんも真っ青です。
綺麗な石や金属での華麗なる世界・・・ヴァイオリンよりも・・・とぐらついたこともありますが
も。もちろん、そちらは趣味にとどめてヴァイオリン工房の見習いを続けました。
ヴァイオリンの毛を止めるとっても大事な部分なんですが、実はとっても大切なところです。
最近の新作についてはきっと銀じゃなくてほかの金属なのかもしれませんが、
ちょっとこだわりたい部分ですよね。
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