Phasma-Musicの来年のCD企画に2曲:室内アンサンブルのための5分のチェロ小協奏曲《ネオ・サミット湯河原》、併せて1990年作曲《無伴奏チェロのためのソナタ》から第3楽章(緩徐楽章)を浄書して出品。すると「なぜ第3楽章だけ?」と問われ…【♫ 試聴リンク】 . . . 本文を読む
フルートとアコーディオンのための《Yugure》をフルート協奏曲に作り直した。倍音が無いフルートはオーケストレーションを分厚くすると聴こえなくなる。この曲でも何カ所かでその問題に直面した。【♫試聴リンク】 . . . 本文を読む
断絶と無窮動の著しいコントラストを持つこの作品は、二つの作品の改訂:「無伴奏ヴァイオリンのための《DNA》(2015)」と弦楽四重奏曲《監禁》(2016)。(この作品は ABLAZE Records "SINFONIA SERIES VOL. 2" 作品募集に選ばれ、チェコのブルノ・フィルハーモニー ヴィルトゥオーゾによる録音のオファーを受けたが辞退した) . . . 本文を読む
オーケストラのための「詩篇」を再改訂した/裏プログラムノート:この曲の主題はト短調の旋法だが、短三和音のアルペジオと下行音型から成り、多くの民族音楽に共通する。【♫ 試聴(PC.音源)】 . . . 本文を読む
自然界はノイズや不協和音に満ちているが、稀に協和音が響いたりもしてハッとさせられる。音楽にとって協和音・不協和音、一体どちらが新しく、どちらが古いのだろう。調性や無調への回帰では無く、フランス音楽でもドイツ音楽でも日本の伝統音楽の直接の影響でも無い、それらの上空にあるはずのコスモポリタンな音楽を、僕は作りたい。 . . . 本文を読む
民俗楽器であるマリンバの響きは本質的に、西洋楽器による洗練されたオーケストラとは溶け合わない。だからこそオケと対峙する協奏曲のソロとして適する。この曲もコンペに出すつもりでいた。〆切が迫って来たのでサイトを開けば、「残念ながら財政難によりコンペは中止」!【♫ 試聴・Youtubeリンク】 . . . 本文を読む
第1楽章/ le Feu「火」は5つの部分から成る。第2楽章/ l'Eau「水」は、C, G, D, A, E音の第6倍音までの自然ハーモニクスのみで作曲した。【♫ 試聴(PC.音源)】 . . . 本文を読む
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▶YouTube《Breeze in A》
'15年4月29日/バスフルート:山根尊典、ヴィブラフォン:會田瑞樹、ヴァイオリン:小林倫子、ヴィオラ:青木紀子、チェロ:大島 純、指揮:池田 悟
▶YouTube《Solitude》
'13年2月10日/バスフルート:山根尊典、ピアノ:池田 悟