オーケストラのための「詩篇」を再改訂した。
《この作品とユダヤ音楽との関連について》
ユダヤ民族への迫害は頻繁に、様々な地域で広く行われた。この作品で、私は迫害を受けたユダヤ民族への鎮魂と共に、迫害に対する抗議の感情を暗示したいと意図した。
それらの感情により近づくために、単に迫害を想像するだけでなく、日本で起きた「3.11大震災」はこの作品の作曲を助けた。大震災の直後、この作品の初稿を作曲したからだ。
後にオーケストラ作品に改訂し、さらに最近になって再び改訂した。
この曲の主題はト短調の旋法だが、短三和音のアルペジオと下行音型から成り、多くの民族音楽に共通する。
ユダヤ音楽の一例:
・短三和音
"Elokim taase shenigdal" (by Haim Israel)
・下行音型
"Jerusalem" (by Yaniv ben Mashiach)
"Long Live Israel" (Traditional Jewish Music)
この作品は以下のような多くのユダヤ人作曲家へのオマージュ(敬意)でもある。
ヘンリク・ヴィエニャフスキ、パウル・クレツキ、アーロン・コープランド、エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト、アルノルト・シェーンベルク、アルフレット・シュニトケ、アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキー、ポール・デュカス、レナード・バーンスタイン、モートン・フェルドマン、アンドレ・プレヴィン、エルネスト・ブロッホ、グスタフ・マーラー、ダリウス・ミヨー、フェリックス・メンデルスゾーン、スティーヴ・ライヒ
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聞き入ってしまいました。
みんなのブログからきました。
詩を書いています・・・よろしくお願いします。