死と社会的死のタイムラグ

父の死後すべての手続きをほぼ終えた。生命保険（複数）、預金残高の確認（複数）、ネット銀行（複数）、投資信託（複数）、クレジットカード（複数）、携帯電話（母のも父名義）、インターネット解約、年金、共済組合、健康保険、病院への支払い… . . . 本文を読む

秘密の口座

父が他界し、高齢の母に代わって息子が資産を調べると、通帳には記されない母の口座があることがインターネットで分かった。母はその事を知っているのだろうか… . . . 本文を読む

父、永眠

父（83歳）は急性リンパ性白血病のため、11月4日午前10時21分、小田原の入院先で息を引取りました。 . . . 本文を読む

小田原城

小田原は小学校4～5年生の頃、大場から私鉄とJRを乗り継ぎ、ピアノのレッスンに通った地。当初は母が付き添い、車中で手製の握りずしを食べさせてくれた事もある。駅からデパートのある大通りを通り、小田原城下の公園を横切り… . . . 本文を読む

両親と会食

父は訥々と詳細に長々と話す。父母の今の病気の事、施設での生活の事、夜は二人で酒を飲むこと、ハーモニカを覚え始めた子供の頃の事…それを僕と母が必要最小限の相槌で傾聴していると、父は機嫌が良い。 . . . 本文を読む

両親の笑顔

元日、湯河原に転居して3年目の両親に会いに行った。聞きたいこと、言いたいことは山ほどあったが、年々会話の質が平板になっていく。それでも時折見せてくれる親の笑顔が最大の励みだ。 . . . 本文を読む

父の手術

今年は両親が拙宅に来てくれるとのことで、プレゼントのサンダルを用意していたが、中止となった。父の腋に出来たリンパ腫の摘出手術をすることになったからだ。 . . . 本文を読む

父に拍手し、母の手を曳く

元旦、湯河原の「サービス付き高齢者向け住宅」に住む両親に会いに行く。父は余生の生き方について語り出し、母を思いやる発言をしたので、ここぞと僕は拍手した。帰り際、近くの神社に3人でお参りした。 . . . 本文を読む

両親の住む湯河原へ

湯河原へ、両親の新居を訪ねた。2部屋に83個の段ボール箱を運び込み、身動きも儘ならない状態から片づけたとのこと。父が大工仕事で作った棚、棚、棚…母がすいかを出してくれた。 . . . 本文を読む

親の新居

両親の終の住処となる湯河原の施設へ、入居の契約に立ち会うために行った。築26年のレトロなリゾートホテル風の大きな施設だ。父から母への、最高のプレゼント！ . . . 本文を読む