両親の終の住処となる湯河原の施設へ、入居の契約に立ち会うために行った。築26年のレトロなリゾートホテル風の大きな施設だ。
入居に際し、僕は何をした訳でもない。父が母を説得する形で二人で決めた。だから僕は祝福するでもなく、励ますでもなく、契約内容を一緒に聞きながら時に質問し、昼食を共にし、館内や居室を見て回っただけだ。
物質的な豊かさと引き換えに、両親は晩年の安心を選んだと言える。限られたスペースに少しでも沢山収納しようと、リフォームの計画を立てた母。
家では絶対謝らないのに、契約の際の些細なミスで「すんません!」と謝った父。亭主関白は終わった。そして父から母への、最高のプレゼント!
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