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東京都年増区の将来

2015-11-04 04:58:54 | 日記

タイトルの「年増区」はむろん豊島区の誤記である。
パソコンの指示通り変換しただけなので、関係者はあまりお怒りにならぬよう。
武蔵国豊島郡は律令制時代にまで遡れる古い地名である。
また範囲も今よりずっと広かったらしく、都心部のほとんどを占めていた。
新宿や浅草も当然のように含まれていたとか。
そんな豊島区が危機にさらされようとしている。
先日の報道では、将来20~39歳の女性の人口が著しく減少すると見込まれ、
その結果全国で多数の自治体が過疎化でたちゆかなくなるとの予想が公表されたが、
東京で唯一、その名誉ある?地位に選出されたのがわが豊島区だったというわけなのだ。
私にとって豊島区は身近な存在だ。
まだ住んだことはないが、子供のころ要町の友だちの家に遊びに行ったとき、
西武新宿線の新井薬師前から国際バスに乗った記憶がある。
あの時、要町の家の2階から、池袋の駅が見えたのだ。
いかに高い建物がなく、平屋が密集していたかということ。
小学生時代には今は亡き丸物デパートで買い物をしたっけ。
知人が始めたそばチェーンの1号店も池袋だったし、駅前の名画座にはお世話になったもの。
それはともかく、50年前の池袋は活気に満ち溢れていた。
でも盛り場ではあっても、ここに住みたいとはなかなかならない。
その点が、渋谷や青山、赤坂とは同列に語れないところだろう。
昼間の人口と夜間人口とは質がことなる。
若い女性が住みたがらない所というのは何かしら問題を抱えているはず。
早めに問題点を摘出し、対策を講じるべき。
まだ社会的流入が止まってしまったわけではない。
きっと間に合うはずだ。
区長さん頼みます。
本当に年増区になってしまってからでは遅いので。(2014.5.18記)



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