参議院議員選挙が真っ盛りである。
先日も大通り公園に行ったら、某候補の立会い演説会が開かれていた。
聴衆の中にいると、候補者が話し終えて握手を求めてきた。
その候補には頑張ってほしいのだが、行きがかり上断ることもできず、
つい握手してしまった。
というのは私と握手した候補は、ことごとく落選しているからである。
古くは東京都知事候補の秦野章
同じくミスターNHKといわれた○○(すいません、名前を忘れました)等等。
選挙に関する限り、私は貧乏神だ。
札幌のような狭いコミュニティで生活していると、いろんなしがらみがあって投票時に迷うことが多い。
今回はそんなこともないが、以前の選挙ではとんでもないことに。
①民主党候補:私は後援会会員だった
②自民党候補:行きつけの定食屋の共に常連客で顔見知り
③社民党候補:NPOの活動仲間だった
④今は亡き某党候補:親しいスナックの社長の親戚
⑤某泡沫候補;個人的な友人だった。
⑥公明党⑦共産党以外の5人は、みな私の一票を計算に入れていたことだろう。
誰に入れたらいいかわからないという人が多い。
コウヤクなんて絆創膏と一緒で、必要に応じて貼るだけのもの。
あてにならないから、結局は日常活動を評価するしかないのだが、党派の離合集散が続くとこれまた難しい。
私が勧めるのは消去法。
これだけは許せないというポイントから一人ずつ消してゆく。
最後まで残った人に消極的な投票をするのだ。
でもこれって競馬のスクリーニングと同じじゃないか。
入れる人がなければ予想するしかない。
勝ち馬に乗ろう。
一位になると思った候補者に投票するのだ。
いっそ勝ち「人」投票券でもJRAで発売してくれたら、投票率が上がるかも。
投票率低下が著しい。
本来は60%を割れたら、選挙を無効にするのがスジだが、そんなことをやったら永遠に国会が開けないおそれがある。
強権的といわれても何かの手を打つ時にきている。
たとえば5年間連続して無投票の人の公民権を停止するとか。
①公務員はできない
②公共の仕事に関われない
③運転免許は無効に
④海外渡航は禁止
これくらい乱暴なことをしないと、効果はあがらないだろう。
逆に選挙権を貴重なものにするという手もある。
投票用紙は納税者にのみ送付すると決めてしまうのだ。
そうすると生活保護受給者には投票権がなくなってしまうわけ。
普通選挙の理想など夢のまた夢か。
昔のように、選挙権も被選挙権も、「年間直接国税15円以上の成年男子」と決めてしまう制限選挙に戻る可能性だって
ないとはいえないだろう。
そんな光景は見たくないのだが。
低投票率は、民主主義が死ぬかどうかを判定する体温計の測定結果なのかも。
(2013.7.10記)
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